九州国際大学付属高等学校

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2012年12月25日 火曜日|カテゴリー: お知らせ,すべて

クリスマスにこんな映画はどうですか?

良い映画をみて、教養と感性を高めていきませんか?

九国には映画好きな先生がたくさんいます。そこで、九国生にぜひ見てほしい映画を先生から紹介してもらいます。まずはこれ!

 

「素晴らしき哉、人生!」 (監督フランク・キャプラ/1946年・アメリカ)

【小林先生のレビュー】
 古き良き時代のアメリカを描いたモノクロ映画です。
 主人公は田舎の小さな金融業者。昔から自分の夢や利益を犠牲にして、弱い立場の人々を救ってきました。割り切れない思いを抱きつつも、慎ましく幸せな家庭に満足する日々。しかし、あるクリスマスの夜の不運で、彼は逮捕されそうになります。
 自分の人生を振り返り、「生まれてこなければよかった」と絶望する主人公。そこに翼のない半人前の老天使がやってきて、「きみが生まれていなかった世界」を見せてくれます。彼はそこで何を見たのか。
 老天使が最後に残したメッセージは、私の座右の銘です。



火薬とCGに頼らない、シナリオ本位のいい映画です。クリスマスにぜひ。