九国小美術館に飾られているのは、絵画ばかりではありません。
エントランスホールには2つの彫刻が飾られています。ひとつは「浮上」というタイトルの、精巧なイカの木像です。もうひとつは「拳」という力強い作品です。
この2作品をつくったのは、美術部の2年生、本田晴良くん(九国付中)。高校生でこれだけの彫刻をつくれるとは驚きです!どちらも本物そっくりの完成度!
九国のお越しの際は、エントランスホールで探してみてください。
【作品の紹介】
1.「浮上」
すっきりとした形でありながら密度が高く、存在感のある作品です。手で触れて感覚的な鑑賞をしてもらうこともできます。その際は、きれいな手でそっと触れてください。平成25年度福岡県高等学校総合文化祭の美術・工芸部門(福岡県大会)の彫刻部門で、特選に輝きました。
2.「拳」
素朴さの中に強い意志を感じる作品です。スギの木を彫っていますが、力強さを演出するため、柿渋を使って赤銅色に着色しています。平成26年度福岡県高等学校総合文化祭の美術・工芸部門(北九州地区)の彫刻部門で、優秀賞を受けました。