毎年恒例のクラスマッチが終わり、九国に日常が戻っています。
さて、恒例行事といえば、九国ではずっと昔から県立九州歯科大学での「人体解剖見学」に参加しています。今年も7月1日に見学させてもらいました。
参加したのは、主に医療・看護の道をめざす生徒たちです。めったにできない貴重な経験ができました。九国生たちの想いの一部は、下に紹介しています。
協力してくださった九州歯科大学のみなさま、ありがとうございます。
参加希望者がスクールバスで九州歯科大学へ!
到着したら、まずは見学にあたっての学習です。
献体してくださった方々に、心からの感謝を。
ここで準備をして隣の解剖室へ。撮影はここまで。
見学を終えて記念撮影に集まる生徒たち。
この中からいつか名医が生まれるかもしれません!
【ある女子生徒の感想文】
私は、初めて人体解剖見学に参加しました。初めてだったので、とても緊張して、失礼な態度をとらないかなど、心配な面もありました。でも、それ以上に、人体解剖を高校生で見学できるのはとても貴重な経験なので、とても楽しみにしていました。
(中略)見学が始まって、やっぱり教科書などの図や写真で見るのと、実際に見てみることでは全然違うなと思いました。肺を触ってみると、他の臓器と違ってとてもやわらかかったので、興味深かったです。実際に触ってみると肝臓はすごく硬かったり、血管が予想以上に頑丈だったり、横隔膜が案外大きく、しかも筋肉性の膜だということを知ったり、男性と女性では尿道の長さが違うということを知ったり、解剖見学に行かないと分からない事がたくさんあって、すごく勉強になりました。図だけではイメージしづらい所も実際に見ることで、構造も分かってイメージしやすくなりました。
今回、見学に参加してみて、学べる事がたくさんあって、参加してよかったなと思いました。今回のことをいかして、さらに勉強に励みたいと思います。