最近、九国の職員室の電話がよく鳴ります。
それは外部の方からのお礼の電話です。少し前に八幡西区の目の不自由な方から、九国生がバスから自宅まで誘導してしてくれたとの電話を頂きました。
先日も黒崎で、多くの荷物を持っていた方から、九国生が手伝いの声をかけてくれたとお礼の電話がありました。わざわざ丁寧な電話をありがとうございます。
そんな生徒が校内にいると思うと、嬉しくなりますね。
九国では、学力こそが最上だとは教えていません。
人との接し方やマナーやコミュニケーション力も大切です。
もちろん、すべての生徒が完璧な人間ではないので、
足りないところや叱られるところもあると思います。
でも九国生たちは一生懸命に成長しようとしています。
高校生とはいえ、まだまだ大人の一歩手前です。
それでも、社会に出て恥じない大人になるために、
九国生はマナーやモラルを学習中です。今回のように、
大人でもなかなかできないことができるということは、
国公立大学などに合格するよりずっと大事なことです。