九国では文化部も意欲的に活動しています。
今月の26日には書道部が、若松イオンでの「2017ハイスクールフェス」にお招きをいただき、顧問の長沼先生と部員数名で参加してきました。
日曜日ということもあって、通りかかった人が足をとめて書道部のパフォーマンスを見てくれました。お客さんの中には九国の卒業生たちもいました。
即興でしたが、味のある書道作品になりました。
日時は3月26日。場所は若松区の若松イオンです。
本番直前に、顧問と打ち合わせをしている部員です。
音楽に合わせてパフォーマンスがスタートしました。
先端が人の頭ほどもある大きな筆を使っていました。
先に背景となる画を描き、その上に作品を書きます。
終盤にさしかかり、少しずつ全体像が見えてきました。
赤い線は若戸大橋をイメージしているようです。
20分ほどかけて作品が完成しました。2階から見ると、
このようになっています。春にちなんだ言葉です。
見てくださったみなさん、ありがとうございました!
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
最初から自分に自信をもっている人は多くないでしょう。まして受験に臨むとなれば、不安になるのは当たり前。心配なことは次々思い浮かびます。
でも、不安に負けてしまっては、本来の力を出し切れません。普段は友人や教員に支えられていても、本番では一人で戦わないといけません。
今回の先輩は、気力で第1志望に合格しました。
彼女は放送部員でした。賞を受けたこともあります。
オープンスクールでは司会も務めてくれました。
南侑花さん(戸ノ上中)。福岡県立大(人社)に合格!
「早めの準備が、自信をつけることにつながります」
南さんは社会福祉士になるのが夢です。そのための大学進学でしたが、はじめは苦しいところからのスタートで、なかなか成績も上がりませんでした。
自信も失いそうでしたが、毎晩寝る前に「私なら大丈夫」と言い聞かせてきたそうです。途中で逃げ出さない強い気持ちが、合格を引きつけました。
《過去のメッセージはこちら!》
今年度のオーストラリア研修が終わりました。
約20名の参加者と引率の教員は、少し前に日本に帰国しました。気のせいか、少しだけ日焼けして帰ってきたような気がします。おかえりなさい。
さて今回は、そんなオーストラリア研修での残りの写真をご紹介します。不参加だったみなさんも、来年の春休みはこの研修に参加してみませんか?
1年間の長期留学にも、ぜひ挑戦してください。
現地の高校で、生徒と一緒に昼食をとっているところ。
アボリジニの伝統的なお化粧もさせてもらいました。
昔狩りに使われていた武器を構えてみました。
ブーメランは上手に投げるのが難しかったです。
これはみんなでビーチに遊びに行った時の写真。
薄曇りでしたが、半袖でいいくらい暖かかったです。
こうして一連のオーストラリア研修を無事に終え、
お世話になった高校には、お礼にソーラン節を披露。
ホストファミリーにもお礼とお別れの手紙を書きました。
今年も南半球でいい経験と思い出ができました。
九国の吹奏楽部からのお知らせです。
今年も下記の通り定期演奏会を開催します。これまでは戸畑区の「ウェルとばた」のホールで実施していましたが、今年は「黒崎ひびしんホール」です。
本格的なシンフォニーから軽快なポップスまで、演目はさまざまです。今年は「九国の一年」と題した特別な企画も準備しています。おたのしみに!
当日はみなさまのおこしをお待ちしています。
【第21回定期演奏会】
日 時 平成29年3月30日(木) 17:30開場
開 演 18:00
場 所 黒崎ひびしんホール 大ホール
(北九州市八幡西区岸の浦2-1-1)
※入場は無料です
現在も吹奏楽部員は本番に向けて練習しています。
インフルエンザが流行中。本番直前なので気をつけて。
それぞれのパートがつくり上げた音楽が集まって、
1つの曲が完成します。今年は何を演奏するのでしょう。
なお、吹奏楽部は新入部員も募集しています。
もしこの記事を見てくれている新入生がいたら、
4月から先輩たちと一緒に音楽を奏でませんか?
まずは、30日の定期演奏会でお待ちしています。
パンフレットも演奏計画も、全て九国生の手作りです。
スローガンは「今日はON!!~協和音~」。お楽しみに!
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
今回の先輩は信じる気持ちをもち続けた先輩です。遅く始めた受験対策でしたが、自分のポテンシャルを疑わず、九国の教員を信じて勉強したそうです。
第1志望大学への合格は苦しい道のりです。でも、その長く険しい道の先には、歓喜の涙が待っています。逃げ癖がある人に、栄光はやってきません。
少しずつでもいいので、毎日確実に、一歩前へ。
アクティブラーニング中に振り向いた瞬間の1枚。
クラスマッチで喜んでいるところ。一番右です。
川本脩平くん(上津役中)。九州工業大(情工)に合格!
「癌で苦しむ人を救う研究をしようと思っています」
川本くんは、大学へ生命情報工学を学びに行きます。志望校への挑戦を決意したのは3年生の7月。かなりのスロースタートになりました。
そこからは毎日21時まで学校に残り、帰宅後は深夜2時まで勉強し、朝は7時から登校して自習しました。必死の思いで遅れを取り戻しての合格です。
《過去のメッセージはこちら!》
2017年03月26日 日曜日|カテゴリー: すべて
九国の、春の学習合宿が終わりました。
毎年おこなっているこの合宿は、参加人数が多いため2カ所で実施しています。以前は県内会場をご紹介しましたので、今回は熊本会場の記事です。
さて、まもなく3月が終わります。桜の花も咲き始めました。4月からは新年度の準備なども始まり、また慌ただしい日々が戻ってきます。
4月からの、合宿での成果が楽しみですね。
熊本会場での合宿。広い教室に全員が入ります。
得意を伸ばしたり苦手をつぶしたり。会場の隣には、
ちょっとした質問コーナーが準備されていました。
クラスでつくったオリジナルTシャツを着ている生徒も。
前方では監督が生徒の学習の様子を見ていました。
質問が多いのは、やはり数学と理科。たまに英語も。
休み時間に入ったところです。ちょっとひと休み。
監督柄のおそろいパーカーを着ている生徒を発見。
普段とは違う環境で、刺激的な学習合宿になりました。
4月からも、新入生にその九国生らしさを見せてください。
新年度の「新入生説明会」が行われました。
説明会場には、県内外のさまざまな中学校の制服が集まりました。次に彼ら・彼女らが集まるときには、真新しい九国の制服を着ているはずです。
新入生のみなさん、きみたちは九国生の一員です。今年度も700人以上の中3生が、残念ながら九国の合格通知を手にすることができませんでした。
その競争に勝ち残ったというプライドをもってください。
今朝の第1体育館前です。ここが新入生説明会場。
自分のクラスを確認して、受付で手続きを済ませます。
会場では九国の生徒会が誘導や案内をしてくれました。
教員の指示がなくても自発的に動いてくれて助かります。
西元校長からの挨拶。みなさん、ようこそ九国へ!
生徒会長の近藤さん(高須中)からも歓迎のスピーチ。
一通りの説明が終わったら、それぞれの教室に移動。
教室では書類の回収がありました。なお、この教室は、
先日、サッカー部員が大掃除をしてくれていました。
気が利く生徒たちです。後輩のためにありがとう。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
前回紹介した進谷くんと同じく、今回も遠方通学の先輩です。こちらは宗像市から九国へ通っていました。とても強い意志をもった女の子です。
その心の強さは、小事にも手を抜かない不断の継続力を生みだしました。JRやバスの中は、良い学習時間になったそうです。遠方通学者の特権ですね。
先輩からのメッセージの意味がわかりますか?
受験の準備を始めたのは2年生からだそうです。
ずっとめざしていたのは、九州で一番の大学でした。
濵田琴乃さん(河東中)。九州大(文)に合格!
「日本中世史を学んで、歴史学者になりたいです」
濵田さんからのメッセージは、「コツコツと努力する」という意味の言葉。彼女もはじめから好成績だったわけではありません。地道な努力家です。
大学では、北畠顕家に軸足をおいて日本の中世を研究したいのだとか。いつか歴史学者になって、学界でもその努力の花を咲かせてください。
《過去のメッセージはこちら!》
九国は洞海湾を望む小高い丘の上にあります。
多くの九国生は、枝光駅とスペースワールド駅からのスクールバスで登校しますが、中には3年間一度もバスを使わず、かつ皆勤した生徒がいます。
先日卒業した金子美和さん(行橋中)です。入学時、ふと担任に「バスを使わずに登校してみないか」と言われたことを本気で実行し、そして達成しました。
彼女が3年間に歩いた通算距離は往復約2000km!
左端で顔を上げているのが入学式の日の金子さん。
そこから彼女の3年間の徒歩通学が始まりました。
雨の日でも、傘をさして九国まで歩いてきました。
晴れの日はこの景色を眺めながら歩いたことでしょう。
朝8:00過ぎまで駅と学校を往復するバスには乗らず、
枝光駅から伸びる望玄坂を一日も休まず歩きました。
授業を受けている金子さんです。放課後になって、
帰りが遅くなっても、駅までのスクールバスは使わず、
入学時の約束を守り、この夜景を見ながら帰りました。
そして皆勤で卒業!熊本県立大の合格もおめでとう!
今週は、九国の学習合宿の期間です。
参加人数が多く、1カ所には集まりきれないため、合宿は2つのグループに分かれて2カ所で行われます。片方は県内で、もう片方は熊本県です。
たまには学習の場を変えてみるのもいいと思います。ただし、にぎやかな場所で雑談をしながら何となくノートを広げる「お勉強ごっこ」にならないように。
今回紹介するのは、県内での学習合宿です。
特進クラスの生徒を中心に、約200名の大合宿。
小さな修学旅行のような、春の一大行事です。
もちろん教員も随行するので、質問にも答えられます。
来年の今頃、笑顔の桜を咲かせるための努力です。
休憩時間に入りました。あちこちで吐息がもれます。
いつもと違う環境で勉強すると、気合も入ります。
これは食事会場での写真。バイキング形式です。
すごい量のご飯ですね。食事も合宿の楽しみの1つ。
休憩が終わると、それぞれの教室に戻って次の準備。
熊本県での合宿の様子は、また後日お知らせします。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
九国は遠方通学者が多い学校です。県外では大分県や山口県から、県内では福岡市、宗像市、飯塚市、豊前市などから通学している生徒がいます。
今回の先輩はそんな中のひとり。3年前は地元の県立高校を選ばず、行橋市から九国まで通いました。近年、行橋方面からの通学者は増加中です。
九国には朝の課外授業がないから通えたのだとか。
入学したばかりの「ふれあい研修」での写真です。
彼は弱音を吐かない努力家でした。皆勤賞での卒業!
進谷崚太くん(長峡中)。熊本大(文)に合格!
「将来は、英語教育や留学関係の仕事がしたいです」
進谷くんは寡黙にコツコツと努力を続ける生徒でした。所属していた陸上部で、入念な準備が本番での良いパフォーマンスを生むことを学びました。
だから、彼が伝えたい言葉は、「準備」。後輩のみなさん、行き当たりばったりの生活をしていませんか?成功した先輩は、みんな準備が上手でした。
《過去のメッセージはこちら!》
オーストラリアから研修の現地報告が届きました。
研修に参加している生徒たちは、言葉に苦労しながらも何とか現地の人たちとコミュニケーションがとれているようです。行程は順調なようです。
研修中には、オーストラリアの名門「クイーンズランド州立大学」にも足を運びます。かつて、研修がきっかけでこの大学に進学した先輩もいます。
日本の大学だけが九国生の進学先ではありません。
現地の高校で授業を受けています。あちらでは夏服。
オーストラリアの伝統的な文化のお話しを聞いたり、
ゲーム要素を加えて言葉を学んだりしているようです。
学校のつくりも、日本の高校とはずいぶん異なります。
さて、こちらは遠足で訪問したクイーンズランド州立大学。
九国の卒業生の藤永さんが、現地で案内してくれました。
大学の規模も、日本の大学とは比べ物になりません。
今年度のオーストラリア研修も順調に進んでいます。
この経験が、日本に帰ってどう活かされるでしょうか。
また機会があれば、現地での様子をご紹介します。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
九国は、成績上位のクラスだけを鍛えて合格実績を目立たせるようなことはしません。どのクラスに入学してきても、みんな大切な九国生です。
九国には難関・S特進・特進・準特進・進学の5クラスと、トップアスリートクラスがあります。毎年その全てのクラスから、国公立大学をめざしています。
今回の先輩は、進学クラスから頑張った生徒です。
彼が2年生の時の写真。まだ小論文が苦手でした。
この頃から志望大学を定め、その志を貫きました。
木野大輝くん(飛幡中)。北九州市立大(法)に合格!
「九国という学校と先生には、本当に助けられました」
木野くんは2年生の時に志望校を決めました。しかし、3年生になっても成績が上がらず、周囲からは、合格は厳しいと言われていたそうです。
でも、志望校は絶対に変えないと決意して、みごと合格しました。文字通りの「初志貫徹」です。困った時は、とにかく先生を頼ってくださいとのこと。
《過去のメッセージはこちら!》
今週は九国付高の入学2次手続きでした。
先月の1日には、今年も福岡県内最多の受験生たちが九国に挑んでくれました。福岡県最多ということは、おそらく全九州でも最多のはずです。
せっかく九国を選んでくれたので、できるだけ多くの合格を出したいのですが、教室と教員の数に限りがあって、泣く泣く不合格を出さざるを得ません。
手続きに来てくれた皆様に、心から御礼申し上げます。
手続き会場へとつながるエントランスホールです。
会場では3つの窓口を設けて対応していました。
手続きの冊子を受け取って説明をうけた後は、
入学後の芸術科目の選択などをしてもらいました。
書類の処理をした後は、制服の採寸をしたり、
校内用スリッパを選んだり。新学年カラーは黄色です。
次に新入生が九国に足を運ぶのは、24日(金)です。
その日は、入学式に向けての新入生説明会です。
4月から始まる九国での生活に期待していてください。
九国は、きみたちの力を最大限に引き出します。
2017年03月18日 土曜日|カテゴリー: すべて
平成28年度も、残すところわずかです。
さて、新しい年度を迎える前に、九国付高の事務室から本校を卒業したみなさんへ、事務手続き上の大切なお知らせがあります。
【卒業生の調査書・証明書等発行について】
3月24日(金)までに調査書・証明書等の発行を申請された方には、今年度内にお渡しすることができます。お急ぎの方はお早めにお願いします。
25日(土)以降に申請された分は、年度が変わってからの4月3日(月)以降にしかお渡しすることができません。お気をつけください。
今日は九国付高の修了式です。
この日をもって九国の平成28年度が幕を下ろしました。次に全校生徒が集まるのは、4月の始業式です。そのころには、新しい1年生も入学してきます。
今年度の入学手続きにも、県立上位校に合格したけれど九国を選んで来てくれた人が何人もいました。九国は、この10年間で大きく変わりました。
在校生も新入生も、新年度の九国に期待してください。
修了式の前に、退職する先生たちへの離任式です。
そして、修了式のあとには各クラブへの表彰式。
さらに、全国大会へ進むクラブへの壮行会です。
解散直前には、吹奏楽部から飛び込みでの宣伝が。
今月30日に開催される定期演奏会のお知らせした。
こうして本日の修了式は終わりました。このあと、
生徒は教室に戻って旧クラス最後のホームルーム。
前方のドアが故障していたこちらの1年12組では、
1年間の全員無欠席を達成しました!おめでとう!
平成28年度は今日でおしまい。明日からは春休みです。
九国は、毎年オーストラリア研修ををしています。
今年も約20名の九国生が、11日(土)にオーストラリアへ出発しました。諸般の事情で現地の様子の紹介が遅くなってしまいました。ごめんなさい!
続報が届きましたら、今度はできるだけ早くこのブログに掲載したいと思います。なお、予定されている研修は、今も順調に進んでいるようです。
研修団の帰国予定は、3月25日(土)です。
研修団は、ほぼ赤道直下のシンガポールを経由。
ここより南下するともう南半球。あちらは秋です。
オーストラリアに到着しました!コアラの聖地で、
コアラを抱っこ。人間の赤ちゃんくらいの大きさです。
日陰でくつろぐカンガルーと、なでまわす生徒たち。
食事はお肉とサラダでしょうか。さすが欧米文化圏。
お世話になるホストファミリーにも合流できました。
今年もCrosby家は九国生を受け入れてくれました!
この2週間、日本ではできない経験をしてきてください。
自分の英語力でどれくらい生活ができるでしょうか。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
九国の生徒会の活動内容は、かなり広範囲です。学校運営の一端を教員とともに生徒会が担い、生徒会自体も自立的な活動をしているからです。
そのため、場合によっては一般的なクラブよりも活動が忙しくなることがあります。まして、その頂点に立つ生徒会長にもなれば、なおさらです。
今回の先輩は、1800名もの九国生を率いた生徒会長!
彼女が生徒総会で全校生徒に演説している写真です。
防衛医科大にも受かりましたが、本命は遺伝子研究。
山道萌子さん(守恒中)。大阪大(理)に合格!
「夢はありますが、半端なことは言えないので秘密です」
生徒会長をやり遂げた山道さん。第1希望で入学してきた彼女でしたが、実は中学3年生のころまで、ほとんど九国のことを知らなかったのだとか。
そんな彼女が九国を選んだきっかけは、かつて九国に足を運んだ時に感じた、ほんのちょっとしたことだったそうです。何だったのか気になります。
《過去のメッセージはこちら!》
3月10日現在での、大学合格状況です。
まだ中・後期試験の合格が出そろっていないため、下の合格者数は前期試験までの結果です。暫定報告ですので、一部の大学しか掲載していません。
なお、下の合格大学と人数は現役生のみです。
【国立大】
東京大(1名)、東京外国語大(1名)、大阪大(1名)、九州大(13名)、山口大(5名)、九州工業大(11名)、熊本大(6名)、長崎大(8名) など
【公立大】
首都大東京(1名)、横浜市立大(1名)、都留文科大(2名)、大阪府立大(1名)、県立広島大(1名)、福岡県立大(2名)、北九州市立大(29名) など
【関東地区の私大】
慶應義塾大(3名)、早稲田大(1名)、東京理科大(4名)、明治大(5名)、法政大(3名)、青山学院大(1名)、中央大(2名)、立教大(1名)、学習院大(1名) など
【関西地区の私大】
立命館大(24名)、同志社大(1名)、同志社女子大(2名)、京都女子大(2名)、関西大(1名)、関西学院大(1名) など
【九州地区の私大】
西南学院大(32名)、産業医科大(6名)、福岡大(61名)、九州国際大(182名) など
この時期は、歴代の卒業生が職員室に顔を出して、
進学先での近況報告をしてくれます。ようこそ母校へ。
そうしたかつての卒業生たち以上に多いのが、
この前九国を巣立っていったばかりの卒業生です。
卒業後に判明した合格の報告に来てくれています。
まだ、全ての試験結果は出そろっていませんが、
合格状況は好調です。九国改革の第2段階が、
実を結びはじめています。みんなおめでとう。
インターアクト部が今年も熱心に活動しています。
先月、八幡ロータリークラブ様のご厚意により、インターアクト部で毎年恒例の「職場訪問」を行いました。訪問先は八幡東区の、おぐら幼稚園です。
現在、部員は約30名で、今回の職場訪問に参加したのは20名ほどです。九国生たちは小さな子どもたちと一緒に、走り回ったり歌を歌ったりしていました。
おぐら幼稚園様、受入れをありがとうございました。
おぐら幼稚園の先生から話を聞くインターアクト部員。
かわいい園児たちの前で、まずは自己紹介です。
ドイツの積み木を使って一緒に遊んでいるところ。
こちらは、料理のおもちゃでおままごとでしょうか?
外にも出ました。この年齢の園児たちはみんな元気!
男の子が好きそうな大きなアスレチックもありました。
これは、九国生も参加させてもらっての大縄跳び。
そして、さようならの時間です。一緒に帰る準備をして、
順番にさようなら!またいつか会えるといいですね。
おぐら幼稚園のみなさま、お世話になりました。
「もっと九国を知りたい!」との声に応えて365日ブログを更新中!
国公立大の中・後期試験もほぼ終わり、後は合格発表待ちです。国公立大、および私立大の合格一覧は、4月頃に集計して公表しようと思います。
なお、明後日は「前期試験まで」の合格状況をお知らせします。すべてを載せると大変な量ですので、明後日は一部の大学だけに限らせていただきます。
さて2017年2月のアクセス集計です。
※( )内はアクセス数
1位 一般入試の模範解答(8484)
2位 平成29年度入試の倍率と平均点(6942)
3位 今日は一般入試です【模範解答公開予告】(6555)
4位 選んでくれてありがとう【前編】(3499)
5位 ちゃーびらさいおきなわ ~出発・到着~(3077)
ところで、みなさんは「全国高校生未来会議」をご存知でしょうか。各都道府県から2名ずつしか選ばれない、高校生たちによる全国会議です。
この会議に2年生の奥野稜章くん(福教大附小倉中)が選ばれました。今月末、国会議事堂や衆議院議員会館で、各党の代表らと議論するのだとか。
彼が奥野くん。福岡県から2名の枠に選ばれました。
これがその会議の資料の一部。舞台は国会議事堂!
これは前回の様子だそうです。会には総理大臣のほか、
野党の党首も出席して、話を聞いてくれるそうです。
荒削りでまっすぐな10代の思いをぶつけてきてください!
九国に少し早めの桜が咲いています。
現時点で、九国生が受験した国公立大学(前期試験)の入試結果は、すべて出そろっています。今年も九国の3年生はよくがんばっています。
合格した生徒たちは、3年前からずっと好成績だったわけではありません。時には成績が低迷し、苦しみながら這い上がってきた生徒が大半です。
逃げずに立ち向かえば、必ず良いことがあります。
今週は、ほぼ毎日職員室に喜びの声が届きました。
みんな、卒業しても律儀に報告しに来てくれます。
九州国際大学付属高校は、今から半世紀以上前に、
大学に進学する生徒を育てるために創設されました。
その長い歴史の中で自然と熟成されていったのは、
大学合格は「目標ではなく結果」だということです。
九国は、国公立大学合格だけを目標にするような、
つめこみ教育は行いません。私大も立派な進学先。
結果は、そうした雰囲気の中から自然と出てきます。
浪人生からも続々と喜びの声が。みんなおめでとう!
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
現在、九国の学校改革は第2ステージです。県立志向が強い北九州において、九国第1希望の入学者も、全体の約半数に及ぶようになりました。
ただ、見方を変えれば、県立高校の合格に届かず第2希望で九国にくる生徒も、約半数です。でも、どんな理由で入学してきても、みんな大事な九国生。
今回の先輩は、第2希望で九国に入学してきました。
彼は特進クラスに入学し、2年生になるときS特進へ。
そして、そのS特進から、今度は「第1希望」の大学へ。
篠田直輝くん(浅川中)。九州大(歯・歯)に合格!
「県立トップ校に負けない結果を出したかったんです」
もともと特進クラスだった篠田くんは、1年で成績が急上昇。そして、3年前に不合格だった県立高校からでもなかなか手が届かないところへ、現役合格です。
彼が伝えたい言葉は、「感謝」。この3年間を支えてくれた家族と、ここまで力を伸ばしてくれた教員への感謝だそうです。腕のいい歯科医になってください。
《過去のメッセージはこちら!》
九国付高と同じ敷地には付属中学もあります。
昨日、この付属中からの招待で、中学生の「自分発表会」に参加させてもらいました。付属中が毎年この時期にやっている恒例イベントなんだとか。
発表者の中には春から付属高に進学してくる生徒も多く、一足先に付属高の教員との顔合わせもできました。高校で、みなさんを待っていますね。
発表内容はどれも個性的で面白かったです。
高校の教員に届いた「自分発表会」の招待状です。
会場に行くと、中学生が熱心にプレゼンしていました。
テーマは人ぞれぞれ。発表方法にも工夫がありました。
中にはこんなおもしろそうなテーマを設定して、
体をはった実演で自分をアピールしてくれる中学生も。
付属高校の教員たちも感心しながら聞いていました。
「間食」について発表したこちらの中村麻誉さんは、
4年前に付属高を卒業した、この中村麻裕さんの妹。
他にもたくさんの生徒が付属高に進学してくれます。
最後には中学校歌を披露してくれました。ありがとう!
受験を突破したみなさん、おめでとうございます。
今月の15日(水)と16日(木)は、九国付高の入学2次手続き期間です。お手元の合格通知に同封してある書類で、詳細をご確認ください。
近年の九国改革により、進学実績は一部の県立上位校を抜き、第1希望入学者も全体の約半数に上りました。現在、改革は第2ステージです。
九国を選んでいただけたことに深く御礼申し上げます。
【入学2次手続きについて】
日 時 : 3月15日(水)・16日(木)
※両日とも10時~16時
場 所 : 九州国際大学付属高校 (上履き不要)
2次手続きの際、物品販売や制服の採寸などがあります。当日は時間に余裕をもっておこしください。持ち帰りの荷物も多くなると思われます。
お問合せは、本校(093-671-8443)までお電話ください。
これは昨年度の入学2次手続きの様子です。
九国のエントランスホールを奥まで進んでいくと、
手続き会場があります。ここで書類の確認をして、
さらに隣の会場で入学後の芸術科目を選びます。
書類の受付が終わると、そのまま制服の採寸や、
体操服の採寸があります。九国の体操服はadidasです。
入学後に使ういろいろなシューズの購入に加えて、
希望者のみが購入するものも。お好みでどうぞ。
帰宅時は荷物が増えると思いますので、ご注意を。
なお、当日は通学定期券の購入もできるはずです。
最近、エプロン姿の生徒を職員室で見かけます。
どうやら1年生が家庭科の時間に調理実習をしているようで、でき上がった料理を担任の先生のところへお裾分けしにきてくれていたようです。
メニューはグラタンで、生徒が料理を持ってくるたびに、職員室の中にはクリームが焼けた香ばしい匂いがしていました。どれも上手に焼けていました。
美味しい料理、ごちそうさまでした。
職員室に手作りの料理を持ってきてくれた1年生。
グラタンのほかに、杏仁豆腐も付いていました。
担任が不在の時は、そっと机に置いて帰っていました。
カメラをもって3階の調理教室に行くと、もう片付け中。
今の時代、家事は女性だけのものではありません。
男子生徒も料理や片づけに慣れておいてください。
作ったものを食べることは当然楽しいことですが、
汚れた食器がきれいになっていくのも楽しいものです。
自宅でも、おうちの人のお手伝いをしてください。
次の調理実習のときも、お裾分けを待っています!
九国には半世紀をこえる歴史があります。
その伝統の中から生まれたものの一つが、文集『若草』です。この文集には、生徒たちが書き残した様々な作文、感想文、詩歌などが載っています。
『若草』は毎年1回の発行です。今年で第54号を数えます。54年前の第1号に載った卒業生は、今ごろどこでどんな人生を送っているのでしょうか。
当時は、まだ校名が八幡大学附属高校だったはず。
これがつい先日完成したばかりの文集『若草』です。
この1冊に、81もの作品がおさめられています。
旧八幡大附高校時代に生まれたものだそうです。
巻頭に載っているこの詩のタイトルは、「歩こう」。
九国が立地する北九州市を詠ったシンプルな詩です。
他にも、作文や感想文などバリエーションはさまざま。
何気なく書いた文章がまさかの掲載になっていることも。
表紙のデザインは1年生の野上さん(福教大附小倉中)。
背面は同じく1年生の中尾さん(板櫃中)の作です。
巻末には、編集した亀田先生からのメッセージも。
少し前に、卒業生たちが顔を出してくれました。
まだ九国が「男子部」、「女子部」に分かれていた頃の、女子部の卒業生です。九国生時代と比べると、みんなすっかり大人になっていました。
要件は、同じクラスだった友人の結婚式で使うサプライズ映像の撮影でした。卒業してずいぶんたつのに、想い出の母校に戻ってきてくれてありがとう。
旧姓村上さん、ご結婚おめでとうございます!
右から中村さん、茶谷さん、桐畑さん、藤田副校長。
教室を使って、花婿になる男性を撮影しています。
この映像が花嫁の前でどう使われたのでしょうか。
これは彼女らが九国生だった頃の、女子部の写真。
これも同じ年度の写真。かなり昔のように感じます。
当時の卒業式です。最初の3人もこの中にいます。
みんな大人になって、それぞれ社会で活躍しています。
大人になった卒業生を見ると、時の流れを感じます。
撮影場所にかつての母校を選んでくれてありがとう。
結婚式は2月だったそうです。2人ともお幸せに。
だんだん春らしい気候になってきました。
さて先日、「平成28年福岡県高等学校体育連盟表彰式」が行われ、九国のウェイトリフティング部の戸田さんが、全国優勝の表彰をされました。
さらに九国は、学校としても県総体の総合成績が福岡県2位となり、合わせて表彰していただけました。それぞれのクラブの活躍の成果です。
来年度も、九国のクラブは頑張ります!
高体連表彰式の写真です。九国は福岡県総合2位!
同表彰式では戸田さんの表彰も。春から早大生です。
これは普段のクラブの様子。春が近づいてきて、
だんだんスポーツのしやすい気候になってきました。
体育館で練習するのは室内競技のクラブだけでなく、
雨の日には野球部も。めったに見られない光景です。
どのクラブも、来年度はさらに高みを目指しています。
3年生が卒業して、いよいよ新体制への切替えです。
春からは新入部員と一緒に汗を流してください。
もちろん文化部も頑張っています。こちらはまた今度。
今日は3月3日。桃の節句ですね。
この日は、昔から上巳(じょうし)と呼ばれる「五節句」の1つです。桃の花が咲く時期の節句で、女の子の健やかな成長を祝う日として知られています。
なお、5月5日の端午の節句は菖蒲が咲く時期だということから、「菖蒲=勝負」で男の子の成長を祝う日とされたのだとか。他にも諸説あるようです。
女の子も男の子も、九国生は健やかにあれ。
九国付中のエントランス前には梅の木があります。
今日は雛祭りということで、花と女子生徒の組合せ。
大階段の下にも旧女子部から移植した枝垂れ梅が。
今日は「桃の節句」ですが、梅の花も美しいものです。
まだ咲き始めたばかりなので枝の方が目立ちます。
このヴィーナス像も、旧女子部から移転させたものです。
撮影していたら、すぐ横の窓から声をかけられて、一枚。
もう少ししたら、この梅の花も満開になることでしょう。
花だけでなく、たくさんの笑顔も咲きますように。
春のやよいのこのよき日。なによりうれしいひな祭り。
昨日の卒業式での様子です。
前編は式の様子が中心でしたので、後編はその後の様子をご覧ください。卒業生はクラスで集まったり、クラブの後輩に見送られたりしていました。
九国は、半世紀以上前に八幡大学附属高校として設立されて以来、北九州の私立進学校として長い伝統と、確たる実績を積み重ねてきました。
そして来年度は、九国にとって変化の年になります。
卒業式が終わって教室に戻ってきたところです。
担任から生徒一人ひとりへ卒業証書を手渡しました。
他にも、通知表や卒業証明書など大切な配布物も。
最後にみんなの前で一言挨拶をしているクラスも。
たくさんの保護者の方々も教室に入ってもらいました。
それぞれにいろんな思いがあったことでしょう。
この日をもって長いようで短かった3年間が終わりです。
クラスで担任や級友とのお別れが終わった後は、
クラブごとに集まって後輩からの餞もあったようです。
卒業おめでとう。清く明るく逞しい大人になってください。
先日、九国で新聞社の取材がありました。
伊藤先生が受けもつ3年N組(難関クラス)が、「準皆勤」を達成したことへの取材です。このクラスは入学から3年の10月まで全員皆勤を維持していました。
しかし、3年間の完全皆勤目前で、級友の1人が怪我で入院してしまいました。本人は責任を感じていましたが、友人は優しく励ましたくれたそうです。
その怪我も今では完治し、本日卒業しました。
これは朝日新聞社様が取材にいらしたときの写真。
3年N組の生徒たちが当時の話を聞かれていました。
入院が決まり、本人は悔し涙を流していたそうです。
退院すると、必死に松葉杖をついて登校したのだとか。
怪我をしてしまったのは、こちらの白川くん(城山中)。
クラスメイトの優しさに包まれての「準皆勤」です。
その強い気持ちとクラスの絆は、卒業しても残るはず。
これが今日の朝日新聞の記事。全員無事に卒業です。
なお伊藤先生は、3年前には「3年間完全皆勤」を達成!
卒業式の日の、ちょっと心温まるエピソードでした。
卒業生のみなさん、おめでとうございます。
本日は九州国際大学付属高等学校の第57回卒業証書授与式でした。第3学年552名が母校を巣立って、春からはそれぞれの道へと進みます。
国公立大の後期試験がある人は今後も登校するかもしれませんが、ひとまずこれが区切り目です。卒業してからも、いつでも母校に遊びに来てください。
式の後のクラスの様子などは、また明日。
吹奏楽部が演奏する中、卒業生たちの入場です。
今年、九国を巣立っていくのは552名におよびます。
卒業証書代表授与は鶴野郁子さん(福教大附小倉中)。
九国での3年間には楽しさも苦しさも両方あったでしょう。
それら全てが、きみたちを大人に成長させたはずです。
送辞を読んだのは在校生代表の近藤愛さん(高須中)。
答辞は山道萌子さん(守恒中)。全文は下記にてどうぞ。
そして、九国生として最後となる校歌の斉唱です。
外では在校生たちが花道を作ってくれていました。
みんな卒業おめでとう!その後の様子は、また明日。
【山道萌子さんの答辞】
冬の寒さも一段落し、春の柔らかな日差しが感じられる今日このよき日に、私達第57期卒業生のために、このようなすばらしい式典を用意していただき、本当にありがとうございます。皆様からのあたたかい言葉を聞いて、今、とても晴れやかな気持ちです。ご多忙の中ご出席くださった皆様に、卒業生一同、心よりお礼申し上げます。
3年前の春、私達は今日と同じようにこの体育館に集まって、入学式を迎えました。かっこいい制服に身を包み、これからどんな3年間になるのだろうと胸が高鳴ったのを、よく覚えています。1年生の頃は、経験すること全てが新鮮で、先生や先輩方の力を借りながら、乗り越えていきました。また、2月にあった修学旅行では、多くの人が初めてのスキーを体験し、長時間一緒に過ごすことで、友達の意外な一面を見つけました。1年も前から準備して下さった先生方のお気遣いのおかげで、笑顔の絶えない貴重な思い出作りができました。ありがとうございました。
そして、3年生になり、最上級生としての責任を強く感じました。咲橘祭の時期は、どこのクラスも少しでもお客さんを楽しませようと毎日必死に準備していて、また、体育祭では、ブロック幹部の人達が早くから動き、周りもその姿を見て懸命に練習していました。部活動、受験勉強など、それぞれに抱えているものはある、でも、高校最後の行事1つ1つを最高のものにしようと皆で動いていた、そんな1年でした。
これ以外にも、振り返れば、この広い校舎の至る所に、数え切れないほどの思い出があります。そして、どの思い出の中でも、私達は本当にたくさんの人から支えられてきました。楽しい時も辛い時も共有した友達。衝突したこともあったかもしれませんが、一生の友達ができたことがとても嬉しいです。そして、先生方。毎日私達生徒の為に、授業やHR、その他様々な場面で熱いご指導をして下さり、ありがとうございました。まるで家族のように大切にして下さった優しい先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、食堂・事務室・保健室・施設管理室の方々、バスの運転手さん、掃除をして下さっていた方々。騒がしく迷惑をかけてしまったこともありますが、いつも優しく対応して下さり、ありがとうございました。
そして、家族に対しても、感謝の気持ちを伝えたいと思います。わがままを言って困らせてしまったこともありました。それでもあたたかく見守り、18年間大切に育てて下さり、ありがとうございました。2人の子供に生まれて良かったです。こうやって、周りの人から支えられながら、充実した3年間を過ごすことができて、とても幸せです。九国に来て、本当に良かったです。在校生の皆さん、これからも辛いことがあるかもしれませんが、皆さんの周りにはたくさんの力強い味方がいます。ぜひ、支え合いながら、色々なことに挑戦していって下さい。
さて、あふれる思いを話せばきりがないですが、少しずつ、旅立ちの時が近付いてきました。今、この場にいてもなお、卒業するという実感がわきません。しかし、この学年、この学校で過ごして得たかけがえのない経験があれば、ここにいる全員が、それぞれの次のステージでもやっていけると信じています。大きな希望を胸に旅立ちます。
最後に、もう一度お世話になった方々への感謝を込めて、答辞とさせていただきます。
今まで本当にありがとうございました。
平成29年3月1日 卒業生代表 山道萌子