結核は過去の病気だと思われがちです。
しかし、日本では毎年1万8000人が発症しており、決して縁のない病気ではありません。せきや発熱が続くと思ったら結核だった、ということもあります。
高杉晋作や正岡子規といった歴史上の著名人も苦しめられた結核。今では、早期発見と早期治療によって十分に直せる病気になりました。
九国では、毎年春に結核検診を実施しています。
正面玄関に配置された2台のバスが検診用車両。
生徒たちはエントランスホールで順番を待ちます。
事前配布の診察券をもって、これから検診です。
小説や映画の中にしか出てこないと思っていた結核は、
現在の日本でもたくさんの感染者を出しています。
感染を防ぐには、やはり体の免疫力を高めること。
そのためには、規則正しい生活リズム、十分な睡眠、
栄養バランスの良い食事、適度な運動などが大切です。
結核に限らず、あらゆる病気にかからないために、
普段から自分の体調の自覚と管理をしてください。
九国では、この時期に避難訓練を実施しています。
火災や不審者侵入への予防策はすでに講じていますが、大地震などの天災は防ぎようがありません。そのため、起きてしまった後の対応が大切です。
付属中学校も含めると、九国には約2000名の生徒がいます。それだけの人数が安全に避難するためには、こうした訓練をしておく必要があります。
今年は10分と少しで全員が避難できました。
警報がなると、既定の避難路を通って生徒が外へ。
避難先は、女子部の校舎があった第3グラウンド。
落ち着いて移動し、到着したら急いで整列・点呼です。
10分少々でこれだけの人数が集合できました。
避難訓練の後は、消火器の使用方法のレクチャーも。
協力してくれた九国生と八幡東消防署の方々に拍手!
応援団長の井上さん(曽根中)の号令でお礼の挨拶。
訓練が終わり、解散して教室に戻る生徒たちです。
もしもの時がやってこないことが一番いいのですが、
それでももしもの時は、落ち着いて迅速な行動を。
九国の最寄り駅は、JR枝光駅です。
朝はスペースワールド駅からもスクールバスが出ていますが、帰りに生徒が使う駅は枝光のみです。今回は、そんな夕方の枝光駅を撮ってきました。
また、昨年度からは学校から枝光駅までの「夜のスクールバス」も運行しています。主に暗くなってから帰宅する女子生徒たちが利用しています。
男子も乗れますが、夜は女子優先での運行です。
枝光駅の改札です。続々と九国生が通って行きます。
付属中学の生徒も。下校指導の教員の姿もあります。
左の生徒は列車がくるまで教員とユルい「しりとり」中。
電車通勤の亀田先生と談笑しながら帰る生徒たち。
上りのホームに行ってみます。さっそく生徒を発見。
下り線にも九国生の姿が。列車が出たばかりで、
生徒の姿は少なめでした。気をつけて帰ってください。
学校に戻ってきました。教室にはまだ生徒がいます。
日が長くなったとはいえ、20時前には真っ暗です。
帰りのスクールバスは、20時から3便が運行しています。
今、社会では働き方改革がさけばれています。
24時間営業の見直しや、宅配便の再配達防止などに象徴される、働きすぎへの対策です。企業では、残業時間の削減にも力を入れているそうです。
プレミアムフライデーも、そんな風潮の中で始まりました。そして、九国も昨年から18時完全下校の「リフレッシュデー」を設けました。昨日がその日です。
生徒も教師も、月に一度はリフレッシュを。
昨日の放課後のエントランス。自習の生徒がいます。
クラブの練習をしている生徒も。野球部員でした。
校舎内では、陸上部の女子部員を見つけました。
職員室で生徒と話す山口先生。17:10ごろです。
放課後の課外授業が行われていたクラスでは、
18時前に授業が終わり、生徒は帰宅の準備です。
月に一度は早めに帰って気分をリフレッシュしましょう。
一生懸命になる時と、力を抜く時のメリハリを大切に。
そして、次の日からは仕切り直しのリスタートを!
リフレッシュデーは、毎月一回設けられています。
九国にはチアリーダー「INSPIRE」があります。
彼女たちの活動は、クラブや母校の応援だけではありません。北九州マラソンや八幡東区の起業祭などにも参加して、イベントを盛り上げています。
そんなINSPIREが、今年もオリジナルTシャツとタオルを販売中です。得られた利益は、彼女たちの活動費になります。協力をおねがいます!
教員だけでなく、九国生や卒業生も購入可能です!
お昼休みに職員室にやってきたINSPIREのメンバー。
カタログを片手に、教員にも協力をお願いしています。
まずは管理職の先生たちに購入してもらおうと、
一人ひとりお願いしていました。いい作戦です。
すぐに購入者の名前・希望色・購入枚数をチェック!
どの先生たちも、前向きに購入してくれていました。
Tシャツは1500円、タオルは900円だそうです。
応援する側の彼女たちを、今回は応援してください。
購入申込み〆切は明日、27日(木)です。お早めに。
購入希望者は、メンバーか服部先生のところまで!
昨日の日中は初夏のような陽気でした。
気持ちが良かったので、カメラを片手にちょっと授業中の校内をぶらぶらと歩いてみました。突然の授業訪問に驚いていた先生、お邪魔しました。
気のせいか、最近はちょうどいい気候の春と秋が短くなって、すぐに夏や冬がやってくる印象があります。今年の春は長く居座りますように。
では、お昼ごろの九国の授業風景をどうぞ。
こちらは宮武先生。1年生の数学の授業です。
西村先生の理科の授業にもお邪魔してきました。
ベテランの亀田先生の話には知識欲が刺激されます。
どんな話をしていたのかはこの笑顔でご推察ください。
これは逆光の撮影ですが、新緑がきれいだったので。
情報教室にも行ってきました。ICT機器といえば、
新型設備が整ったICT教室でも授業が始まりました。
どの授業もこのような雰囲気で進められていました。
教員は教材研究という予習をして教壇に立っています。
きみたちは全力で、その情報を受け取ってください。
まもなく文化祭の準備が始まります。
九国の文化祭は「咲橘(さきつ)祭」とよばれています。各クラスの模擬店や展示のほか、文化部を中心とした実演や研究発表などがあります。
その咲橘祭での企画の1つが、九国カレーの販売です。九国菜園で育てた野菜や、地元の枝光商店街で買った肉などを使った、地産地消カレーです。
現在、そのカレーを作る九国生を募集中です!
生徒会は、九国カレーの制作班員を募集しています。
具材の野菜は、この九国菜園で育てています。
この菜園は、冬にも小鳩幼稚園との芋掘り会で、
菜園同好会と生徒会がサツマイモを収穫した畑です。
咲橘祭には毎年バラエティー豊かなお店が出ますが、
その中でも特にお客さんが多いのが、九国カレー。
毎年、開店からわずかで品切れになる人気の高さです。
この九国カレーを、生徒会と一緒に作りませんか?
希望者は27日(木)までに生徒会長の近藤さんまで!
おまけ。咲橘祭では菜園同好会の野菜販売もあります。
明日からは全学年が通常授業に戻ります。
1年生がふれあい研修に行っている間は、先輩たちは特別な時間割での授業でした。でも、明日からはすべて元通りになり、課外授業も再開です。
さて、今回はその研修の最後を飾る「集団行動発表」の一部をご覧ください。これは生徒自身で動きや並びを考えて、採点者の前で披露するものです。
同調性、独自性、元気の良さなどがポイントです。
発表は3クラスずつ。元気に校歌を歌っています。
大きな号令できれいに並んだり、整然と動いたり。
最後のポーズを記念撮影風にするクラスもありました。
変則的な整列のクラスも。何組だか分かりますか?
今年の集団行動発表の準優勝は2組と12組でした。
そして、優勝は5組。機敏な動きでした。おめでとう!
こうして、2泊3日のふれあい研修は幕を閉じました。
厳しさと楽しさのメリハリは、九国の校風でもあります。
九国は、伝統的にけじめを大切にする学校です。
新入生たちにも、その姿勢を身につけてくれたはずです。
ここ数日は晴天が続いていますね。
一昨日から紹介しているように、今週は1年生がふれあい研修に行っていました。一方、その間の2、3年生は学校で通常授業が行われていました。
特に3年生は、夏までに大学入試を戦えるだけの準備を整えておかなくてはいけません。今回は、そんな3年生の授業を撮影してきました。
どの学年も、九国生たちは頑張っています。
教室に行くとちょうど授業開始のチャイムが鳴りました。
ここでは小松先生が日本史の授業をしています。
過去を学ぶことで、「今」を理解することができます。
須本先生の英語の時間。ペアワークをしています。
九国では、ペンに頼らない授業を模索しています。
授業者にバレないようにこっそり撮ったつもりですが、
この教室では葛城先生に見つかってしまいました。
どのクラスでも、こうして3年生は一生懸命です。
気候のせいか、教室はいつもより明るく感じました。
授業中も休み時間も、気持ちのいい季節ですね。
昨日に続いて、ふれあい研修の様子をご紹介します。
今回は、研修の合間にある休み時間の生徒たちをご覧ください。厳しい研修とは対照的に、休憩中の生徒たちはのびのびと過ごしていました。
こうした時間こそが研修のもう一つの目的です。まだ話したことのなかった級友と距離を縮めたり、友人の意外な一面を発見したりできます。
研修の最後を飾る集団行動発表の様子は、また後日。
休み時間にフィールドでくつろぐ女子生徒たちです。
応援用スタンドで昼食をとったり、お茶を飲んだり。
引き締めるところと緩めるところには一線を引きます。
空き時間に体幹トレーニングをするサッカー部員です。
これは夕方の自由時間。女子生徒が集まっていました。
こうした夕方の空き時間に入浴や夕食を済ませます。
持参したバットで練習をしている野球部員を発見。
寝室は二段ベッドになっていました。木村先生と一緒に。
昼間の疲れのせいで、夜はぐっすり寝ていたようです。
今日の1年生は代休です。ゆっくり体を休めてください。
1年生の「ふれあい研修」は今日で終了です。
2泊3日の研修で、みんな一回り成長しました。明日の1年生は代休です。土曜セミナーもありません。ただし、月曜日からは課外授業が始まります。
新入生のみなさん、学力を伸ばしたかったら心を成長させてください。素直で謙虚な向上心をもってください。頭は知識と経験をためる倉庫にすぎません。
それをどう増やし、どう活用するかは心の問題です。
会場は宗像グローバルアリーナ。初日は快晴でした。
返事や挨拶、機敏な整列、けじめなどを学びました。
校歌の練習も。見本を見せているのは野球部員です。
生徒だけでなく、教員も一緒になって大声で歌いました。
よく動き、よく歌った後は、クラスメイトと夕食です。
ほっと一息つける時間です。このあと入浴を終えると、
夜からは室内での研修が準備されていました。
こうしてあっという間に過ぎていった2泊3日の中で、
新入生は九国のやり方やルールを学んだはずです。
明日は休み時間などの生徒の様子をご紹介します。
九国の文化祭は「咲橘(さきつ)祭」といいます。
この咲橘祭で得られた募金や利益の一部は、カンボジアの地雷撤去、アフガニスタンの灌漑工事、東北と熊本の震災復興などに寄付しています。
昨年、その中の1つである「希望の環プロジェクト」に参加したところ、先方からわざわざ感謝状をいただきました。ご丁寧にありがとうございます。
九国生にとっても励みになりました。
これは昨年の咲橘祭。吹奏楽部のパフォーマンスです。
毎年、咲橘祭には生徒の保護者や他校の生徒など、
たくさんのお客様がいらっしゃいます。この祭の中での、
模擬店やバザー、および募金などで集まったお金が、
寄付に使われています。これは「希望の環」の写真。
東北産の物品を販売して、間接的な支援をします。
右が先日届いた感謝状、左はプロジェクトの要項です。
こうした支援で必要なのは、長期的・継続的な行動です。
今年も咲橘祭では各方面への支援を継続します。
ご来場のみなさまのご協力をよろしくお願いします。
今回は体育の授業を撮影してきました。
足を運んだのは3年生の体育の授業で、1000m走のタイムを計っていたようです。今の季節は暑すぎず寒すぎず、体を動かすのにいい時期ですね。
なお、今日から1年生は「ふれあい研修」に出発しています。この研修をへて、先輩たちのように九国生としてのルールを身につけるはずです。
春は何をするにも気持ちがいい季節です。
第1グラウンドに行くと、もう男子は走り始めていました。
その横で、本間先生が女子に授業説明をしています。
ランニング前の柔軟体操が終了。男子に合流して、
一斉にスタート!男子が勢いよく飛び出しましたが、
上位集団についていく女子生徒もたくさんいました。
見学の2人は先生に記録係を任されていました。
走り始めのうちはまだこんな余裕がありますが、
2週目あたりから、だんだん集団が伸びてきました。
受験勉強も、最後は体力勝負です。今のうちに、
1年間を学びぬける体力をつけておいてください。
春になり、少しずつ日が長くなりました。
放課後の九国では、遠くから吹奏楽部の練習の音が聞こえるなか、薄暗くなったグラウンドでさまざまなクラブの生徒が元気な声を出していました。
今回は、そんな放課後の生徒たちの姿をご覧ください。残念ながらすべてのクラブを紹介することはできませんので、他のクラブはまた別の機会に。
たまには夕方の写真もいいものですね。
まずは屋内から。男子バレー部が練習していました。
隣にはバスケットボール部の姿が。声が響いています。
女子バレー部はどこかに出かけるところのようです。
こちらはサッカー部。江藤先生が指示を出しています。
昨年は福岡県準優勝。今年こそはもう一度全国へ!
第3グラウンドではソフトボール部が練習していました。
夕方でも明るくなって、練習がしやすい季節ですね。
遠くの方からは何かの楽器の音が聞こえてきます。
音の主はこれ。通りかかった先生と何か話しています。
以上、平日18時半ごろの九国の放課後でした。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
この春に卒業した先輩からのメッセージはこれが最終回です。新1年生とは顔を合わせることのなかった先輩ですが、後輩を想う気持ちは同じはず。
最終回の先輩は、卒業するとき進学クラスに在籍していました。クラブでは、3年連続で甲子園へ応援にいったチアリーダーに所属していました。
成功と失敗とを分けるのは、本人の強い気持ちです。
彼女は1年生の時からとても元気な生徒でした。
チアリーダー「INSPIRE」の一員として母校を鼓舞。
伊地知奈穂さん(田原中)。福岡教育大(教育)に合格!
「私なりの工夫は、時計の時間を5分早めること」
伊地知さんが選んだ言葉は、所属していたチアリーダーのチーム名でもある「INSPIRE」。日本語で、人を奮起させる、といった意味があります。
これまで母校や仲間を奮起させてきた彼女は、自分の受験の時もこの言葉で気持ちを奮い立たせたそうです。将来の夢は、小学校の先生です。
《過去のメッセージはこちら!》
1年生は火曜日から「ふれあい研修」です。
この合宿をもって、新入生オリエンテーションが終わることになります。共同生活を通して友人をつくったり、九国のルールを学んだりするはずです。
この時期は1年生だけでなく、先輩たちも忙しく予定をこなしていきます。先日も、全校生徒を対象にした身体測定と健康診断が行われていました。
運営に関わる生徒会は特に忙しかったようです。
身体測定の会場です。身長は伸びていたでしょうか?
これは歯科検診の会場。道具の準備や運営は、
九国の生徒会が担います。頼りになる存在です。
青いラインは3年生、黄色いラインは1年生です。
検査を終えた生徒が遠くの窓から呼んでいました。
昼休みには大階段で日向ぼっこをしている生徒が。
男子生徒もいました。この日はとても暖かい日でした。
午後からは、咲橘祭の企画についての話し合い。
九国生なら学習にもイベントにも一生懸命であれ!
大切なのはケジメ。学ぶ時は学び、遊ぶ時は遊ぶ!
九国が新入生を迎えて1週間がたちました。
この1週間は、さまざまなオリエンテーションを通して、新入生に九国という学校を理解してもらいました。中学生気分も抜けてきたのではないでしょうか。
なお、九国は数年前、北九州の高校に先駆けて、学校への携帯・スマホの持込みを許可しました。そのため、使用法に関する講習なども実施しています。
情報端末は、正しく使えば便利な道具です。
携帯・スマホの講習に集まった1年生です。九国では、
集合時の点呼は生徒自身が自主的に行います。
講習には、外部から講師の方をお招きしています。
便利な道具も、過ぎた使い方をするとトラブルの元に。
自分に思い当たる話がいくつもあったのでは?
こちらは進学クラスのホームルームの様子です。
今週、新入生にはさっそく新しい体操服を配布したり、
九国の広い校内を把握してもらったりしてきました。
もう少しすると、「ふれあい研修」も始まります。
焦らなくていいので、少しずつ九国に馴染んでください。
九国には約40のクラブ・同好会があります。
昨日はそうしたクラブに所属している先輩から新入生への「クラブ紹介」がありました。これからしばらくは、新入部員の獲得競争が激しくなることでしょう。
高校生活は人生で一度きりです。新入生のみなさん、どこかのクラブに入りませんか?生徒会に入って、学校行事の運営に関わるのもいいでしょう。
クラスや学年をこえたつながりをつくってください。
昨日のクラブ紹介です。会場に集まった新入生を前に、
どのクラブもそれぞれの魅力をアピールしていました。
これはウェイトリフティング部。女子部員も増えました。
これは生物研究部です。洞窟に入る装備で登場。
インパクトのあるパフォーマンスで笑いを誘ったり、
華麗な演技で注目を集めたり。大きな拍手もありました。
今年はスライドを使ったクラブが多かったようです。
放課後になるとエントランスホールではこのように、
クラブの先輩たちが新入生に声をかけていました。
放課後は、しばらくこのにぎわいが続きそうです。
前回は関西編だったので、今回は関東です。
関東でも、生徒と引率の教員が国立・私立あわせて5大学を視察してきました。みんな、高校とはまったく違う環境と設備に刺激を受けたようです。
もちろん、大都市圏の大学だけが九国生の進学先ではありません。しかし、近年そうした大学を受験する生徒が増え、情報収集が必要になっています。
進路は与えられるものではなく、自ら見つけるもの。
関東にやってきた視察団です。まずは東京工業大学。
国立大学としてはめずらしく、学生の案内付きでした。
全国屈指の工業大学だけあって、設備も豊富です。
早稲田大学にやってきました。空模様はあいにくの雨。
私立大学らしい整った施設を見せてもらいました。
創設者の大隈重信と記念の握手をする女子生徒。
こちらも私立大学。上智大学の正門前です。
歴史ある校舎内にも入れてもらうことができました。
東京大学にも行ってきました。今年に続いて来年も、
ここが母校になる九国生が出てくるでしょうか。
今日は新入生を迎えての対面式でした。
第1体育館にはひさしぶりに3つの学年がそろい、先輩と後輩が初めて顔合わせと挨拶をしました。小雨は降っていましたが、暖かい朝でした。
その後、どの学年も教室に戻り、それぞれの実力考査にのぞんでいたようです。3年生は、この春休みに蓄えた力が今後の受験突破の呼び水となります。
卒業生が出した成果を1年で更新できるでしょうか。
挨拶をする西元校長と、新入生を含む全校生徒です。
生徒会長の近藤さん(高須中)からも歓迎のスピーチ。
そして、2、3年生と新入生がお互いに向き合って、
初めての顔合わせです。これからよろしくお願いします。
対面式が終わると、教室に戻って実力考査です。
春休みはライバルに差をつける絶好の機会だったはず。
もちろん、1年生も同じようにテストを受けます。
九国生として最初のテストの結果はどうでしょうか?
なお、昼休みには早くも食堂に1年生がいました。
これから少しずつ九国のやり方に慣れていってください。
九国ブログは365日、土日祝日年末年始も更新中!
さて、例年以上の激戦を勝ち抜いた新入生のみなさん、おめでとうございます。九国ブログは毎日更新をし続けて6年目です。どうぞよろしくお願いします。
九国にとって、今年は変化の年です。その内容については、近いうちにお知らせできると思います。九国はこの1年間も新たなことに挑戦していきます。
さて、2017年3月のアクセス集計です。
※( )内はアクセス数
1位 九国生に伝えたい!【2016年度】⑨(4169)
2位 前期までの大学合格状況【3月10日現在】(3635)
3位 九国生に伝えたい!【2016年度】⑩(3009)
4位 続報が届きました(2658)
5位 卒業式後の校内(2599)
2017年3月のアクセス上位には、卒業生からのメッセージが2つ入りました。希望進路をかなえた先輩が、後輩に成功の秘訣を伝えています。
九国は北九州の代表的私学として半世紀以上の歴史をもちます。誠実な実績の積み重ねや、先輩と後輩の長いつながりが、重厚な伝統を築いています。
これは先日の福岡県大会を戦った野球部です。
九国野球部は福岡県3位で九州大会に進みます。
内野席から応援する部員の大きなメガホンには、
いろんな人たちの思いがぎっしりつまっています。
九州大会は4月下旬から沖縄県で始まります。
九国の春の行事の1つに「大学視察」があります。
生徒から希望者を募り、教員と一緒に関東圏や関西圏の主要大学を実際に見て回るというものです。九国改革の一環としてはじまった取り組みです。
今回は関西に出かけた生徒の様子をご覧ください。見学させてもらった大学は全部で6校です。九国の卒業生が案内してくれた大学もありました。
関東方面の記事は、また後日をお楽しみに。
京都大学に到着した視察団。今年は晴れていました。
関西方面の引率は、後藤先生と仲西先生です。
国立大学は学生による案内はなく、ほぼ自由散策。
こちらは神戸大学。坂と港の町に立地しているせいか、
キャンパス内にもたくさんの高低差と階段がありました。
立命館大学では卒業生が直接案内してくれました。
大きな会議場を使ってプレゼンもしてくれました。
当然ですが、高校とはレベルの違う設備ばかりです。
これは関西学院大学の食堂で昼食をとっているところ。
もしかしたら、視察校が志望校になるかもしれませんね。
単ニ知識ヲ授ケルバカリデナク
塾的精神ニ依リ
相互ニ心的鍛錬ヲナシ
以ッテ誠実、有為ナル人材ヲ養成スル
本日は九国付高の第60回入学式でした。
上の言葉は建学の精神です。九国には半世紀をこえる伝統があります。しかし、伝統は守るばかりではなく、つくり上げていくことも大切です。
今、九国は学校改革の只中です。受験生は8年連続で福岡県1位となり、進学実績も県立トップ校を猛追しています。入学者も半数は第1希望入学です。
さあ、次の進歩はきみたちと一緒に。
今朝の入学式会場前です。入口から伸びる長い列は、
受付に並んでいるのではなく、記念撮影の順番待ち。
生徒会の生徒は撮影係をかって出てくれていました。
受付や誘導も全て九国の生徒会がしてくれます。
そして第60回入学式の開式です。ようこそ九国へ!
新入生代表挨拶は、S特進の林田さん(高須中)。
最後に生徒会と吹奏楽部が校歌と愛唱歌を披露。
その後、教室では最初のホームルームがありました。
今日をもって、きみたちは正式な九国生となりました。
その制服と胸の校章にプライドをもってください。
新入生のみなさん、おめでとうございます。
明日は九国付高の第60回入学式です。今、九国は学校改革の第2ステージです。これから私たちと一緒に、九国の新しい歴史をつくっていきましょう。
なお、今日は新入生より一足早く、新2、3年生の始業式がおこなわれました。みんな、春休みの間に少しだけ雰囲気が大人っぽくなったようです。
明日からは久しぶりに3つの学年がそろいます。
【第60回入学式について】
日 時 平成29年4月8日(土) 10時開式
場 所 九州国際大学付属高校 第1体育館
【お知らせとお願い】
・朝は8:30から、帰りは11:40頃から、枝光駅と本校間でスクールバスが随時運行します。
・当日は本校周辺での渋滞が予想されます。お車でおこしの方はご注意ください。
・入学式の会場や校舎内には靴のまま入れます。上履きなどは不要です。
・本校敷地内は禁煙です。保護者のみなさまのご理解とご協力をお願いします。
つい先日、職員室では学年団の大移動がありました。
先生たちの座席は昨年度のものと変わっています。
これは今日の始業式。会場は第2体育館です。
新たに赴任してきた新任の先生の紹介もありました。
春の選抜で全国3位になったバドミントン部の表彰も。
始業式が終わったら、新年度最初の頭髪服装検査。
身だしなみを整えておくことは大人としてのマナーです。
明日入学してくる新入生のお手本になってください。
職員も先輩も、新入生に会えるのを楽しみにしています。
各クラブによる入学式会場のセッティングも万全です。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
高校には入学試験があり、およそ自分と同じくらいの力の生徒が集まります。しかし、彼は高校に入ってから周りのレベルの高さに驚いたそうです。
中学までは全然勉強しなかったそうですが、環境に刺激されて必死に学び直しました。心がけたのは、教員からの助言を言われた通りに行うこと。
そして、目立たないところから一気に上位へ浮上しました。
1年生の時の彼。ここが学習のリスタートでした。
入学時の成績のままでは、進路実現は不可能でした。
谷祐樹くん(大谷中)。九州大(工)に合格!
「大学では環境に優しい建築素材を研究したいです」
谷くんは自宅近くの県立高校に届かず、第2希望で九国に入学しました。九国では周りの友人を見ているうちに、中学での学びの甘さを反省したそうです。
そして、九州で一番の大学に入ることで、昔の自分と決別しようとしたそうです。諦めそうなときもありましたが、彼の初心の決意は崩れませんでした。
《過去のメッセージはこちら!》
明後日は九国付高の始業式です。
九国生たちは、それぞれの進級に合わせて新教材の購入を済ませています。特に新2年生は文系と理系によって、手にする教材も異なります。
どの教科も、教科書の内容は基本事項です。学力を伸ばそうと焦る人ほど難解な参考書に手を出しがちですが、そんな時こそ手を出すべきは「基本」です。
基本を軽視した応用・演習は、砂上の楼閣です。
新教科書は空き教室を利用して販売しました。
教科書や副教材は、全部合わせるとかなりの量です。
こうして購入会場で受け取った新しい教材一式は、
教室で中身がそろっているかどうか確認します。
他の人のものと間違えないように名前も書きます。
新2年生は、1年次よりずっと多い教材の量です。
新年度スタートを前に、中身を先取りしてください。
さて、校舎の外ではもう桜の花が咲いています。
天気のいい日は花の下で勉強している生徒も。
始業式のころには満開になるのではないでしょうか。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
毎年、九国には1年間の長期留学をする生徒がいます。九国では独自の手法をとっているので、1年間留学しても、3年で卒業することができます。
帰国した生徒は、九国を卒業してそのまま海外の大学に進学したり、日本の大学を経由して海外に留学したり、いろんなパターンの生徒がいます。
今回の先輩は3カ国語を話せる準特進クラス生。
彼は2年生になると、1年間ドイツに留学しました。
滞在中はさまざまな国を訪れ、複数語を習得しました。
河野巧一くん(九国付中)。長崎大(多文化)に合格!
「印欧語系の研究をして、言語学者になりたいです」
上のドイツ語は、イッヒ カン ノフ ヴァイター ゲーンと発音します。和訳は、「僕はもっと遠くに行ける」。自分はまだまだやれるという意味の言葉です。
河野くんは世界の言語を学び、言語学から異文化理解を考えたいそうです。大学は目標をもっていく場所なので受験前に自分のビジョンを明確に、とのこと。
《過去のメッセージはこちら!》
もうすぐ春休みが終わります。
この休暇中も、九国にはクラブ活動の生徒や自習の生徒が毎日のように出てきていました。春休み中でも九国の校舎内は人が多くてにぎやかです。
さて、始業式が近付き、生徒だけでなく職員室もにわかに慌ただしくなってきました。いよいよ平成29年度の教職員の新布陣が整いました。
九国生のみなさん、新年度の準備はいいですか?
この春には「TEAMくわけん」の研究会もありました。
この研究会は、英語力や指導力の向上が目的です。
他校の先生たちも大歓迎!お気軽にご連絡ください。
こちらは春休みに遊びに来てくれた卒業生の神谷くん。
広島大から大学院に進み、SGホールディングスに就職!
これは最近の職員室。先生たちも引越し準備です。
学年団の入れ替わりによって座席も変わります。
そしてこれは新たに九国の教員になる方の新任研修。
今年も県内外から多くの採用応募をいただきました。
春から九国生たちのことをよろしくお願いします。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
九国は北九州最大規模の学校です。その中には、活発で目立つ人もいれば、大人しくひかえめな人もいます。今回の先輩はとてもひかえめでした。
学力面でも、入学後はクラスで目立つ方ではありませんでした。周りには数学などで才能のある友人が多くてすごいな、と思っていたそうです。
彼女いわく、「私は才能型ではなく、努力型です」
中央に写っているのが彼女。大人しい生徒でした。
センター試験では失敗しましたが、2次試験で逆転。
鶴野郁子さん(福教大附小倉中)。東京大(文Ⅱ)に合格!
「才能の有無は言い訳。私は努力で壁を破りました」
鶴野さんが東京大をめざしたのは2年生の秋。そこから各教科の基礎固めを徹底したそうです。合格者の8割が男子の中、残りの2割に入りました。
3年前に高校を選ぶとき、クラブ活動には入るべきだという雰囲気の高校は自分に向いてないと思い、自由な校風の九国を選んでくれたそうです。
《過去のメッセージはこちら!》
3月30日は九国吹奏楽部の定期演奏会でした。
いつもは戸畑区の「ウェルとばた」での開催ですが、今年は八幡西区の「黒崎ひびしんホール」が会場でした。この定期演奏会は今回で21回目です。
運営には吹奏楽部の卒業生や保護者のほか、他クラブの九国生たちも協力してくれました。運営に関わってくれたみなさん、ありがとうございました。
おかげで、今年も定期演奏会は大成功でした。
当日の看板は、九国の書道部が作ってくれました。
開演直前の楽屋です。慌ただしくなってきました。
18:00になり、定期演奏会が始まりました。
ただ演奏するだけでなく、いろいろな道具と演出で、
観客を楽しませてくれました。これは第3部の様子。
ダンスもよく練習してきたようです。なお、ステージには、
吹奏楽部の卒業生たちも何人か出演していました。
九国の教員も特別出演。総動員での定期演奏会です。
舞台裏でも卒業生が運営をサポートしてくれました。
ご来場のみなさま、ありがとうございました!
現時点での進学実績をご報告します。
この春に卒業した九国生の国公立大合格は143名で、既卒者(浪人)を合わせると158名となります。国立準大(防衛大など)は含みません。
九国には付属中もありますが、中学校として独立しているので一貫教育ではありません。この実績は九州国際大学付属高校の3年間でのものです。
また、今年度は「宝塚音楽学校」にも1名の合格者が出ています。どの進路を歩む九国生も、それぞれの夢に向かってがんばってください。
詳しい進路実績は下のページからご覧ください。
これは3年前の入学式の写真です。この日から、
希望進路の実現に向けての努力が始まりました。
ときには職員室に足を運んで先生に質問をしたり、
空いた場所で即席の講義をしてもらったりしました。
それぞれの努力の上に咲いた合格の花です。
苦しみながら必死に合格をつかみ取った生徒。
N組やS組から難関大学の門をこじ開けた生徒。
進学クラスで入学してきて国立大に通った生徒。
1年間の浪人生活を経て希望進路をかなえた人。
すべての合格者のみなさんへ、おめでとう!