結核は過去の病気だと思われがちです。
しかし、日本では毎年1万8000人が発症しており、決して縁のない病気ではありません。せきや発熱が続くと思ったら結核だった、ということもあります。
高杉晋作や正岡子規といった歴史上の著名人も苦しめられた結核。今では、早期発見と早期治療によって十分に直せる病気になりました。
九国では、毎年春に結核検診を実施しています。
正面玄関に配置された2台のバスが検診用車両。
生徒たちはエントランスホールで順番を待ちます。
事前配布の診察券をもって、これから検診です。
小説や映画の中にしか出てこないと思っていた結核は、
現在の日本でもたくさんの感染者を出しています。
感染を防ぐには、やはり体の免疫力を高めること。
そのためには、規則正しい生活リズム、十分な睡眠、
栄養バランスの良い食事、適度な運動などが大切です。
結核に限らず、あらゆる病気にかからないために、
普段から自分の体調の自覚と管理をしてください。