もうすぐ春休みが終わります。
この休暇中も、九国にはクラブ活動の生徒や自習の生徒が毎日のように出てきていました。春休み中でも九国の校舎内は人が多くてにぎやかです。
さて、始業式が近付き、生徒だけでなく職員室もにわかに慌ただしくなってきました。いよいよ平成29年度の教職員の新布陣が整いました。
九国生のみなさん、新年度の準備はいいですか?
この春には「TEAMくわけん」の研究会もありました。
この研究会は、英語力や指導力の向上が目的です。
他校の先生たちも大歓迎!お気軽にご連絡ください。
こちらは春休みに遊びに来てくれた卒業生の神谷くん。
広島大から大学院に進み、SGホールディングスに就職!
これは最近の職員室。先生たちも引越し準備です。
学年団の入れ替わりによって座席も変わります。
そしてこれは新たに九国の教員になる方の新任研修。
今年も県内外から多くの採用応募をいただきました。
春から九国生たちのことをよろしくお願いします。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
九国は北九州最大規模の学校です。その中には、活発で目立つ人もいれば、大人しくひかえめな人もいます。今回の先輩はとてもひかえめでした。
学力面でも、入学後はクラスで目立つ方ではありませんでした。周りには数学などで才能のある友人が多くてすごいな、と思っていたそうです。
彼女いわく、「私は才能型ではなく、努力型です」
中央に写っているのが彼女。大人しい生徒でした。
センター試験では失敗しましたが、2次試験で逆転。
鶴野郁子さん(福教大附小倉中)。東京大(文Ⅱ)に合格!
「才能の有無は言い訳。私は努力で壁を破りました」
鶴野さんが東京大をめざしたのは2年生の秋。そこから各教科の基礎固めを徹底したそうです。合格者の8割が男子の中、残りの2割に入りました。
3年前に高校を選ぶとき、クラブ活動には入るべきだという雰囲気の高校は自分に向いてないと思い、自由な校風の九国を選んでくれたそうです。
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現時点での進学実績をご報告します。
この春に卒業した九国生の国公立大合格は143名で、既卒者(浪人)を合わせると158名となります。国立準大(防衛大など)は含みません。
九国には付属中もありますが、中学校として独立しているので一貫教育ではありません。この実績は九州国際大学付属高校の3年間でのものです。
また、今年度は「宝塚音楽学校」にも1名の合格者が出ています。どの進路を歩む九国生も、それぞれの夢に向かってがんばってください。
詳しい進路実績は下のページからご覧ください。
これは3年前の入学式の写真です。この日から、
希望進路の実現に向けての努力が始まりました。
ときには職員室に足を運んで先生に質問をしたり、
空いた場所で即席の講義をしてもらったりしました。
それぞれの努力の上に咲いた合格の花です。
苦しみながら必死に合格をつかみ取った生徒。
N組やS組から難関大学の門をこじ開けた生徒。
進学クラスで入学してきて国立大に通った生徒。
1年間の浪人生活を経て希望進路をかなえた人。
すべての合格者のみなさんへ、おめでとう!
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
最初から自分に自信をもっている人は多くないでしょう。まして受験に臨むとなれば、不安になるのは当たり前。心配なことは次々思い浮かびます。
でも、不安に負けてしまっては、本来の力を出し切れません。普段は友人や教員に支えられていても、本番では一人で戦わないといけません。
今回の先輩は、気力で第1志望に合格しました。
彼女は放送部員でした。賞を受けたこともあります。
オープンスクールでは司会も務めてくれました。
南侑花さん(戸ノ上中)。福岡県立大(人社)に合格!
「早めの準備が、自信をつけることにつながります」
南さんは社会福祉士になるのが夢です。そのための大学進学でしたが、はじめは苦しいところからのスタートで、なかなか成績も上がりませんでした。
自信も失いそうでしたが、毎晩寝る前に「私なら大丈夫」と言い聞かせてきたそうです。途中で逃げ出さない強い気持ちが、合格を引きつけました。
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今年度のオーストラリア研修が終わりました。
約20名の参加者と引率の教員は、少し前に日本に帰国しました。気のせいか、少しだけ日焼けして帰ってきたような気がします。おかえりなさい。
さて今回は、そんなオーストラリア研修での残りの写真をご紹介します。不参加だったみなさんも、来年の春休みはこの研修に参加してみませんか?
1年間の長期留学にも、ぜひ挑戦してください。
現地の高校で、生徒と一緒に昼食をとっているところ。
アボリジニの伝統的なお化粧もさせてもらいました。
昔狩りに使われていた武器を構えてみました。
ブーメランは上手に投げるのが難しかったです。
これはみんなでビーチに遊びに行った時の写真。
薄曇りでしたが、半袖でいいくらい暖かかったです。
こうして一連のオーストラリア研修を無事に終え、
お世話になった高校には、お礼にソーラン節を披露。
ホストファミリーにもお礼とお別れの手紙を書きました。
今年も南半球でいい経験と思い出ができました。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
今回の先輩は信じる気持ちをもち続けた先輩です。遅く始めた受験対策でしたが、自分のポテンシャルを疑わず、九国の教員を信じて勉強したそうです。
第1志望大学への合格は苦しい道のりです。でも、その長く険しい道の先には、歓喜の涙が待っています。逃げ癖がある人に、栄光はやってきません。
少しずつでもいいので、毎日確実に、一歩前へ。
アクティブラーニング中に振り向いた瞬間の1枚。
クラスマッチで喜んでいるところ。一番右です。
川本脩平くん(上津役中)。九州工業大(情工)に合格!
「癌で苦しむ人を救う研究をしようと思っています」
川本くんは、大学へ生命情報工学を学びに行きます。志望校への挑戦を決意したのは3年生の7月。かなりのスロースタートになりました。
そこからは毎日21時まで学校に残り、帰宅後は深夜2時まで勉強し、朝は7時から登校して自習しました。必死の思いで遅れを取り戻しての合格です。
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新年度の「新入生説明会」が行われました。
説明会場には、県内外のさまざまな中学校の制服が集まりました。次に彼ら・彼女らが集まるときには、真新しい九国の制服を着ているはずです。
新入生のみなさん、きみたちは九国生の一員です。今年度も700人以上の中3生が、残念ながら九国の合格通知を手にすることができませんでした。
その競争に勝ち残ったというプライドをもってください。
今朝の第1体育館前です。ここが新入生説明会場。
自分のクラスを確認して、受付で手続きを済ませます。
会場では九国の生徒会が誘導や案内をしてくれました。
教員の指示がなくても自発的に動いてくれて助かります。
西元校長からの挨拶。みなさん、ようこそ九国へ!
生徒会長の近藤さん(高須中)からも歓迎のスピーチ。
一通りの説明が終わったら、それぞれの教室に移動。
教室では書類の回収がありました。なお、この教室は、
先日、サッカー部員が大掃除をしてくれていました。
気が利く生徒たちです。後輩のためにありがとう。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
前回紹介した進谷くんと同じく、今回も遠方通学の先輩です。こちらは宗像市から九国へ通っていました。とても強い意志をもった女の子です。
その心の強さは、小事にも手を抜かない不断の継続力を生みだしました。JRやバスの中は、良い学習時間になったそうです。遠方通学者の特権ですね。
先輩からのメッセージの意味がわかりますか?
受験の準備を始めたのは2年生からだそうです。
ずっとめざしていたのは、九州で一番の大学でした。
濵田琴乃さん(河東中)。九州大(文)に合格!
「日本中世史を学んで、歴史学者になりたいです」
濵田さんからのメッセージは、「コツコツと努力する」という意味の言葉。彼女もはじめから好成績だったわけではありません。地道な努力家です。
大学では、北畠顕家に軸足をおいて日本の中世を研究したいのだとか。いつか歴史学者になって、学界でもその努力の花を咲かせてください。
《過去のメッセージはこちら!》
今週は、九国の学習合宿の期間です。
参加人数が多く、1カ所には集まりきれないため、合宿は2つのグループに分かれて2カ所で行われます。片方は県内で、もう片方は熊本県です。
たまには学習の場を変えてみるのもいいと思います。ただし、にぎやかな場所で雑談をしながら何となくノートを広げる「お勉強ごっこ」にならないように。
今回紹介するのは、県内での学習合宿です。
特進クラスの生徒を中心に、約200名の大合宿。
小さな修学旅行のような、春の一大行事です。
もちろん教員も随行するので、質問にも答えられます。
来年の今頃、笑顔の桜を咲かせるための努力です。
休憩時間に入りました。あちこちで吐息がもれます。
いつもと違う環境で勉強すると、気合も入ります。
これは食事会場での写真。バイキング形式です。
すごい量のご飯ですね。食事も合宿の楽しみの1つ。
休憩が終わると、それぞれの教室に戻って次の準備。
熊本県での合宿の様子は、また後日お知らせします。
進路を決めた先輩から後輩へのメッセージ!
九国は遠方通学者が多い学校です。県外では大分県や山口県から、県内では福岡市、宗像市、飯塚市、豊前市などから通学している生徒がいます。
今回の先輩はそんな中のひとり。3年前は地元の県立高校を選ばず、行橋市から九国まで通いました。近年、行橋方面からの通学者は増加中です。
九国には朝の課外授業がないから通えたのだとか。
入学したばかりの「ふれあい研修」での写真です。
彼は弱音を吐かない努力家でした。皆勤賞での卒業!
進谷崚太くん(長峡中)。熊本大(文)に合格!
「将来は、英語教育や留学関係の仕事がしたいです」
進谷くんは寡黙にコツコツと努力を続ける生徒でした。所属していた陸上部で、入念な準備が本番での良いパフォーマンスを生むことを学びました。
だから、彼が伝えたい言葉は、「準備」。後輩のみなさん、行き当たりばったりの生活をしていませんか?成功した先輩は、みんな準備が上手でした。
《過去のメッセージはこちら!》