今日のセンター試験は文系教科です。
九国生の試験会場は、戸畑区の九州工業大、小倉北区の九州歯科大、小倉南区の北九州市立大の3か所です。今年初めて会場が分散しました。
どの会場でも、九国の教員が応援に駆けつけていました。九国生たちはみんなほど良く緊張した面持ちで会場に入って行きました。みんな頑張れ!
明日は同じ会場で理系教科の試験があります。
今朝、会場に集まってきた九国生と、応援の教員です。
これは九州工業大の正門前。右は川端先生です。
この他の会場は、北九州市立大と九州歯科大です。
ここは北九州市立大。続々と九国生が集まります。
会場となる建物の前で受験教室を調べています。
教員から九国生に激励の差し入れをしましたが、
逆に教員にコーヒーを買ってきてくれた優しい生徒も!
みんな落ち着いた様子で会場へ入って行きました。
岡村先生は、ご利益があるというアイテムを持参!
九国で学んできたことを信じて戦ってきてください。
明日と明後日は大学入試センター試験です。
そこで、今日は本番を迎える3年生たちへの激励会を行いました。会では応援のメッセージのほか、試験上の留意点などの説明もありました。
3年生のみなさん、あまり気負うと出せる力も出なくなります。練習までは全力で、本番はリラックスして臨んでください。余計な興奮はミスのもとです。
九国でやってきたことをいつも通りにやれば大丈夫。
九国では、これまでに入念な準備をしてきました。
そのため、今日も九国生の雰囲気は穏やかでした。
そして、今日のお昼には本番に向けての注意や、
激励の会がありました。これは西元校長のお話。
続いて進路部長の上迫先生からのメッセージです。
九国が培ってきた入試でのノウハウを伝えました。
最後に学年主任の中雄先生がまとめの挨拶です。
きみたちがこの3年間、九国で学んできたことと、
教員と一緒に頑張ってきたことを信頼してください。
余計なことはせず、いつも通りのことを、平常心で。
「自信をもって頑張れ」と、よく言われます。
しかし、苦手なことや不安なことに対して、自信などそう簡単にもてるものではありません。では、一体どうすれば自信がもてるのでしょうか。
それはやはり、自信の土台となる努力を重ねること。土台のない自信は脆弱です。「これだけやったのだから大丈夫」という根拠をもちましょう。
自信はつけるものではなく、自然とつくものです。
彼は自己マネジメントノート『夢橘』を大切にしました。
今年の春から秋までの、計1300時間の学習は見事。
松本優くん(花尾中)。信州大(工)に合格!
「アルツハイマーなどの難病の薬を研究したいです」
入試の時、松本くんの不安な気持ちを支えてくれたのは、これまでに積み重ねてきた努力。この努力が自信となり、堂々と受験にのぞめたそうです。
毎週欠かさず『夢橘』で先生とコミュニケーションをとり、そのアドバイスを信じてきたおかげです、とのこと。バスケットボール部との両立もできました!
《過去のメッセージはこちら!》
みなさんの高校での思い出は何ですか?
九国の教員はよく、勉強しかしない高校生活を送るなと生徒に話しています。九国には一生懸命に打ちこめる課外活動がたくさんあります。
歴史ある生徒会もそのひとつ。人前に立ち、1800名もの集団を統率してきたという経験は、受験の時も彼女に大きな自信を与えてくれました。
社会に出ても、そのリーダーシップを活かしてください。
3年生の春に遠足に行った時の写真。右が彼女です。
体育祭では実行委員長として1800人を束ねました。
武田彩果さん(向洋中)。宮崎大(農)に合格!
「将来は栄養補助食品の開発をしようと思っています」
武田さんは生徒会の体育委員長でした。全校生徒の前で話したり後輩に指示を出したりする中で、自然と指導力が身についていったようです。
また、2年生の時はオーストラリア研修にも参加しました。積極的な行動こそが受験でも武器になります、とのこと。良い食品を開発してください!
《過去のメッセージはこちら!》
スポーツと勉強は両立できないと思っていませんか?
九国には、毎年スポーツでも功績を残し、学習面でも成功をおさめた生徒がたくさんいます。今回メッセージをくれた先輩は、その典型例です。
彼はスポーツ推薦で入学したわけではなく、ふと興味をもって入ったクラブで、2年連続インターハイに出場する選手にまで成長できました。
大学へも、スポーツ推薦ではなく学力での合格!
全国王者を輩出した九国のウェイトリフティング部。
2年前、彼はここに初心者として入部しました。
佐野大河くん(板櫃中)。九州工業大(工)に合格!
「壁にあたったときは先生の言うことを信じてください」
佐野くんは、大学で介護用ロボットの研究をしようと考えています。一方で、昔からの夢だった数学の教師という道も、まだ捨てきれずにいます。
大切なのは謙虚な心。まず自分ができないことを自覚し、分からないことを放置せず、毎日コツコツ努力していくことが大切です、とのこと。
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毎年、9割以上の九国生が大学に進学します。
しかし、残りの1割弱の生徒は大学以外の進路を選びます。もちろん、就職する生徒もいます。今回の先輩は、みごと公務員試験に合格しました。
大学にいくことばかりが、必ずしも成功した人生ではありません。むしろ現役高校生での公務員合格は、大学合格より難しい場合があります。
生徒の望む進路を叶えるのが、九国の進路指導です。
彼女はずっと、高卒での公務員をめざしてきました。
準特進からの難関突破!春からは夢の公務員です。
永岡美咲さん(二島中)。国家公務員(税務)と
北九州市職(初級)の両方に合格!おみごと!
「暮らしに直結する税金を扱うやりがいある仕事です」
永岡さんは受験で不安な時、それを忘れるまで勉強に没頭したそうです。ネガティブ思考になりがちな私にもやれたから、みんなも頑張って、とのこと。
現役高校生の公務員合格は非常に狭き門です。彼女はその門を2つも突破しました。春からは、まず税務大学校で専門知識を学ぶことになります。
《過去のメッセージはこちら!》
現在、九国は学校改革を進めています。
一連の九国改革の中で、スポーツでも学業でも、九国生は結果を出し始めています。そのため、近年多くの九国記録が次々と塗り替えられています。
過去2年間、九国で続いていた防衛医科大(医学部医学科)の現役合格も、今年で3年連続に塗り替えられました。しかも今年は2名です!
甲子園も防衛医大(医・医)も、ともに3年連続の快挙。
2年前に防衛医科大(医・医)に現役合格した住吉くん。
昨年現役合格した堀内くん。2人は2次試験にも合格!
そして今年は後藤くん(宮若東中)と山道さん(守恒中)。
防衛医科大(医学部医学科)への現役合格は、
上位国立大の医学部医学科と同じくらい難関です。
しかも女子での現役合格は九国初!2次も頑張れ!
もちろん、九国にはそれ以外の大学の合格通知も、
届きつつあります。春には良い報告ができそうです。
みんなで盛り上がった「九国夏の陣」に続いて、
静かな戦いの「九国冬の陣」。幸先は上々です。
あと1ヵ月と少しで2016年が終わります。
と、いうわけで、毎年恒例の「九国生に伝えたい」シリーズを始めます!これは、希望進路をかなえた3年生が、後輩にメッセージを贈るという企画です。
今回の先輩は、全国22名中の1名に選ばれました。世の中に倍率の高い受験はいくつもありますが、どんな高倍率でも合格する人はするものです。
念ずれば通ず。それを体現した先輩です。
先輩がメッセージボードを書いてくれているところ。
特進クラスの授業と、陸上(短距離)を両立しました。
栗原万知くん(花尾中)。防衛大(人文)に最終合格!
「今の世界情勢をみて、国防を志すようになりました」
栗原くんは、防衛大に照準を当ててからは、「絶対に合格する」と念じ続けたそうです。防衛大学校の人文・社会科学は、九州大と並ぶほどの難関です。
防大生といえば、自衛隊の幹部候補生。将来は「航空」か「陸上」を目指し、日本の国防に貢献したいです、とのこと。立派な指揮官になってください!
《過去のメッセージはこちら!》
今回の「九国生に伝えたい!」は、これが最終回です。
最後を飾るのは生徒会長だった中村くんです。笑顔が印象的な、明るく責任感のある生徒会長でした。春からは東京の国立大学に進学します。
九国の先輩たちは過去の伝統を受け継ぎ、さらに高めてくれました。次の担い手は在校生のきみたちです。この学校をつくるのは教師ではなくきみたちです。
「筋電義手を開発して安全で豊かな生活を支えたい!」
中村太一くん(福教大附福岡中)。電気通信大(情報理工学部)に合格!
中村くんの言葉です。「九国は約1700人もいる大きな学校なので、自分と合う人もいれば、合わない人もいます。でも、それは社会の縮図なんです。それを楽しんでください。そして、将来に夢があるなら諦めないでください。」
今年も多くの卒業生が全国に旅立っていきました。卒業していく生徒を見ていると、多くの嬉しさとともに、もう会うことはないかもしれないというさみしさがあります。それぞれの進路で楽しいこともつらいことも経験して、立派な社会人になってください。
【過去のメッセージはこちら!】
みなさんの幼いころの夢は何でしたか?
成長していくにつれて、より現実的な目標に切り替えたり、いつの間にか諦めてしまったりして、幼いころの夢を忘れてしまう人は多いはずです。
でも、九国生のなかにはずっとその夢を持ち続けて、プロ野球選手になったり女優になったりした人がいます。みなさんの幼いころの夢は何でしたか?
「宇宙や量子力学の分野の研究者になりたいです」
黒崎涼くん(守恒中)。名古屋大(理学部)に合格!
黒崎くんは幼稚園のころから、将来は宇宙に関わる仕事がしたいと思っていました。高校では苦手だった英語に力を注ぎ、過去16年分の入試問題に挑戦したそうです。そのうち苦手だった英語がだんだん楽しくなってきたのだとか。わからないことがあったら、少しのことでも質問に行くことが大切だそうです。
【過去のメッセージはこちら!】