高校生活が勉強だけではもったいないと思います。
九国には体育祭や文化祭のほかさまざまな学校行事があって、生徒を主体に盛り上がります。九国ではそうした思い出づくりも大切にしています。
勉強だけ、スポーツだけ、遊びだけといった極端な生活をしていると、奥行きのない生き方になって毎日がつまらなくなります。九国生なら何事にも全力で!
「人を助けるための医療の研究がしたいです」
久保萌佳さん(小倉日新館中)。福岡大(薬学部)に合格!
久保さんは熊本大(理学部)にも合格していました。しかし、医療を学びたいという気持ちが強くなり、薬学部への進学を決めました。参考書は使わず、先生からの課題だけでここまできたそうです。担任が学校行事を大切にするクラスづくりをしてくれて、しかも切り替えがしっかりしていたので、全てのことに一生懸命になれたのだとか。
【過去のメッセージはこちら!】
かつて、受験戦争という言葉が使われた時代がありました。
一部の高校では今でも、学校の進学実績のために生徒の受験校を強引に誘導しているそうです。それは生徒のためではなく、学校のための進路指導です。
今回紹介する卒業生は、模試やセンター試験で東京大が合格圏内でした。でも担任は、やりたいことは九州大にあるという彼の意志を尊重しました。
「九大で飛行機を造る研究をしようと思っています」
堀内脩くん(自由ヶ丘中)。九州大(工学部)に合格!
堀内くんは、学力を伸ばすために一日4時間の学習をコツコツと続けてきました。つらい時もありましたが、支えてくれる先生と励まし合えるクラスメイト、そして応援してくれる家族がいたから頑張ってこれたそうです。大切なのは感謝の気持ちだとのこと。大学では航空工学を学んで、多くの人の役に立つ仕事がしたいそうです。
【過去のメッセージはこちら!】
平成27年度が終わり、新年度がスタートしました。
そして、平成28年度大学入試の合格実績も出そろいました。今年は国公立大学の合格者が、九国史上最多を更新することができました。
ほとんどの高校は、現役のみでの大学合格者数を公表していません。つまり、合格実績の人数の中には、浪人生がかなり含まれています。
しかし、九国は誠実に、現役での合格者も公表します。
※4月13日現在
【国公立大学合格者】
現役144名 (既卒含む169名)
【国立準大学合格者(2次)】
防衛医科大 1名
防衛大 13名
水産大 2名 など
国公準大の現浪総計 193名
【主な国公立大】
京都大 1名
名古屋大 1名
九州大 8名
東京外国語大 1名
山口大 8名
九州工業大 24名
福岡教育大 8名
熊本大 8名
長崎大 7名
鹿児島大 9名
首都大東京 2名
大阪市立大 2名
北九州市立大 39名
九州歯科大 2名 など
【私立大学合格者】
計906名
【主な私立大】
早稲田大 3名
東京理科大 3名
MARCH 27名
関関同立 61名
産業医科大 6名
西南学院大 43名
福岡大 94名 など
先月、卒業したばかりの生徒が教室に集まっていました。
この学年の難関クラスとS特進クラスの生徒数は、
合わせても約50名しかいませんでした。ということは、
144名もの九国の現役国公立大合格者の多くは、
その2クラス以外の生徒です。この裾野の広さが九国の強み!
※ 合格実績のページも更新しました。こちらからどうぞ!
みなさんはクラブ活動をしていますか?
九国には約40のクラブがあります。運動部だけでなく、文化部も熱心に活動しています。今年の卒業生たちも、さまざまなクラブに所属していました。
どのクラブも、およそ3年生の夏で引退です。引退後の生徒は今までクラブに向けていたエネルギーを学習に使い始めるので、成績が急上昇することがあります。
「大学在学中に海外留学をしようと思っています」
園田隆宗くん(若松中)。福岡大(法学部)に合格!
園田くんは剣道部員でした。勉強が忙しくなるとクラブとの両立も大変でした。しかし、クラブで身につけた精神力は受験にも役立つので、絶対に辞めるべきではないと言っていました。英語が苦手でしたが、決して逃げることなく、正面から向き合って克服に努めたそうです。
【過去のメッセージはこちら!】
受験には、学力だけでなく体力も必要です。
何ヶ月も続く入試対策の中では、徐々に疲労がたまってきます。これに耐えられる体力がないと、授業中に眠り込んでしまったり体を壊したりします。
日常的に体を動かして汗を流すと、体力がつくだけでなくストレスの発散にもなります。運動も学習も、スケジュールをたてて取り組むことが大切です。
「教養を身につけて、柔軟な思考ができる人になりたい」
坂口鼓次郎くん(足立中)。首都大学東京(都市教養学部)に合格!
坂口くんは準特進クラスでした。その日やることを紙に書き、1つずつ消していったそうです。それを1週間単位の計画とし、達成度が目に見えるようにしていました。3年生の1年間はあっという間なので、それまでの時間にメリハリのある生活を身につけてほしいとのこと。そして、学校行事と友人を大切にしてほしいそうです。
【過去のメッセージはこちら!】
大学選びの方法はたくさんあります。
自宅の近くにある大学だから、というのは一見ネガティブな選び方に見えますが、実はとても大切なことです。今回紹介するのはそんな女の子です。
もちろん近さだけでなく、その大学に憧れがあったからこその選択です。近くにあったから、と言いながら難関大学に合格するってかっこいいですね。
「プロ意識をもって患者さんに寄り添いたいです」
中野友梨奈さん(思永中)。九州歯科大(歯学部)に合格!
在学中はチアリーダーとして甲子園にも行きました。
中野さんの実家は歯科医だそうです。そのことから、彼女も歯学部にすすんで、将来は親と一緒に働きたいと考えていました。自宅から近かったことに加えて、この大学にある最新の設備や豊富な文献に憧れ、この大学を目指しました。大学の図書館でも勉強していたそうです。
【過去のメッセージはこちら!】
みなさんは何のために大学に行くのですか?
大学でしか学べない知識や経験のため、就職のためなど、人によって理由は様々です。しかし、大学進学はゴールではなく、新たなスタートです。
その先を見据えて、今から10年後に自分がどうなっているのかを考えながら進路を選びましょう。目先のことに一喜一憂する視野の狭い学習をしないように。
「将来は北九州市に戻って公務員になりたいです」
吉村幸眞くん(沼中)。熊本大(法学部)に合格!
九国では夜も教室を開放しているので、放課後も残って自習することができます。吉村くんは毎日20時まで居残りをしながら、受験対策をしてきました。疲れたときは仮眠をとって、心と体をリフレッシュさせていたそうです。大学でどんな法学を学べるのか、楽しみですね!
【過去のメッセージはこちら!】
九国は新年度から大きく変革します。
九国改革が第2ステージに入ったことで、これまでその勢いを加速させるための方法を模索してきました。詳細は新年度に発信しますので、お楽しみに。
我々は学校のため、教師のためでなく、生徒のために改革をおこなっています。古い価値観にとらわれた旧来の北九州市の私学像を壊していきます。
「いつか、集団をまとめられるような人になりたいです」
大瀬康平くん(篠崎中)。九州大(法学部)に合格!
大瀬くんはS特進クラスでした。経済学部なら合格安全圏でしたが、自分が学びたいのは経済学ではない、との強い意志で法学部に挑戦し、見事2次試験で逆転しました。意志を尊重してくれた両親に感謝していました。新しい事を学んで知識が増えることを楽しいんでほしい、とのことです。
【過去のメッセージはこちら!】
大学に合格した先輩から後輩へのメッセージです!
なかなか自分の思った通りの結果が出ないとき、きみたちはどのように考えていますか?困難から逃げることで安心してはいませんか?
できないことを他人や環境のせいにしている人に、成功者はいません。目先の苦しさにとらわれて、1年後、3年後、10年後のビジョンを見失わないように。
「将来はノーベル化学賞をとれる研究者になりたい!」
桑田瑞輝くん(福教大附小倉中)。京都大(理学部)に合格!
桑田くんは春から京都で暮らします。大学合格のために過去10年分の入試問題をやりこんで、出題傾向をつかんだそうです。きついときはゲームや動画で気分転換をしながら、勉強と離れる時間もつくりました。自分に自信をもつことが大切だ、とのこと。九国としては2年連続での京都大現役合格です!
【過去のメッセージはこちら!】
大学進学実績の途中経過をご報告します。
今年も九国生たちは、京都大(理)、名古屋大(理)、九州大(薬)、東京外国語大(国)、防衛医科大(医・医)など、希望進路をかなえています。
上記を含む国公立大の現役合格者数は、前期試験までで、すでに九国史上最多を更新しています。進学クラスからの合格者も増えています。
さらに私立大でも、立命館大45名、西南学院大42名など、こちらも九国の過去の記録を大幅にぬりかえています。後期試験の結果は改めてご報告します。
九国改革の結果が、実を結びつつあります。
職員室には喜びの報告に来てくれた生徒の姿が。
さまざまな苦労を乗り越えてここまでやってきました。
卒業アルバムに先生からメッセージをもらっています。
もう卒業しているので、私服で報告にくることも!
私服姿を見ると、早くも大学生のように見えます。
今年も九国からはたくさんの大学合格者が出ています。
生徒の努力と教員の協力がこの笑顔を生みました。
昨年に続き、大学合格者の中には北九州市でただ一人、
防衛医科大学(医・医)に現役合格した男子生徒も!
半世紀を超える九国の伝統と実績は、脈々と受け継がれています!