現在次々と大学合格通知が九国に届いています。
今年卒業した生徒の中には、3年生の2学期までクラブ活動で汗を流していた生徒がたくさんいました。今回紹介する生徒もその一人です。
クラブがあるから時間がないと言っている人は、クラブをやめても時間を持て余す人です。できない理由を考える頭で、うまくいく方法を考えましょう。
「将来は国連の職員になって、世界に貢献したいです」
窪田有紗さん(菊陵中)。神戸市外大(外国語学部)に合格!
3年生の夏まで応援団員として活躍していました!
窪田さんは国際社会学に関心をもっています。そのきっかけは、九国でのオーストラリア研修でした。英語は手段にすぎず、大切なのは話す内容だとのこと。夏は甲子園で応援して受験対策が遅れましたが、応援団をやり遂げたという自信が成功につながったそうです。
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今年も九国には早めの桜が咲いています。
九国の3年生は自分のやりたい研究をしている大学を全国から探し、各地に羽ばたいています。中には海外の大学に進学する生徒もいます。
もちろん、その一方で地元の大学に進学する生徒も。今回は、そんな地元の大学を選んだ生徒からのメッセージを紹介します。合格おめでとう!
「受験勉強の苦しさより、落ちた時の苦しさの方がつらいはず」
左:松本凪紗さん(向洋中)。北九州市立大(文学部)に合格!
右:畔永由希乃さん(名陵中)。北九州市立大(文学部)に合格!
<松本さん>
彼女は、休むときは休み、スイッチを入れ直すことが大切だと言っていました。授業をきちんと聞いていたら、それが本番で役立ったそうです。当り前のことが当たり前にできていますね。与えられる課題だけで満足しないとこも重要だそうです!
<畔永さん>
彼女はずっと英語が苦手でしたが、受験では必要になると考え、英語を優先して学習してきました。下関市から通学する電車内は学習の時間だったそうです。つらい時でも前向きになることが大切で、常に合格するイメージをもって勉強しました。
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大学進学を決めた先輩から後輩へのメッセージです!
九国は北九州市の代表的な私立進学校として、半世紀以上の歴史をもっています。先輩が築いてきた伝統は、今年も後輩が受け継いでいます。
九国在籍中は必ずしも楽しいことばかりではないでしょう。しかし社会に出たら「九国の卒業生」ということを誇りに思うことがあるはず。伝統校なればこそ。
「耐震工学を学んで安全に暮らせる建物を造りたいんです」
神谷英則くん(守恒中)。長崎大(工学部)に合格!
神谷くんの親戚は、東日本大震災で被害を受けたそうです。この大学を選んだのは、耐震構造の研究ができるからです。後輩に伝えたいことは、「ネガティブに考えないこと」。先生に叱られることがあったら、それは自分のためになるから言ってくれたんだと思ってほしいとのことでした。
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志望校に合格した先輩から後輩へのメッセージです。
1、2年生のみなさんは、今どういう姿勢で学習しているでしょうか。手の届く範囲のせまい成功に満足して、小さくまとまった人間になっていませんか?
高校を出た後も、人生は70年ほど残っています。できることだけをするよりも、やりたいことができる人生のほうが、楽しそうだと思いませんか?
「みんなはじめは志望校に届かない所からのスタートでした」
左:松本茜さん(楠中)。早稲田大(社会科学部)に合格!
中:石橋舞さん(九国付中)。青山学院大(経営学部)に合格!
右:遠山きよらさん(三股中)。立教大(経済学部)に合格!
<松本さん>
彼女はずっと高い目標を持ち続けていました。どんなに不安でも、自信をもって本番に臨まないとダメだと言っていました。目標と夢を明確にもってください、とのこと。
<石橋さん>
バドミントンをしていた彼女は、気持ちの弱ったときは試合に勝てなかったそうです。受験も同じです。覚悟をもって、強い気持ちで戦わないと勝てないと言っていました。
<遠山さん>
小論文の練習はなかなかうまくいかず、苦労したそうです。でもメッセージにあるように、最後まで諦めない気持ちで合格をつかみました。周りの支えに感謝を!
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九国の3年生は無事にセンター試験を戦い抜きました。
昨日はさっそく自己採点をして、それぞれ今後の志望校への戦略を考えていました。担任や進路指導部の先生と一緒に、よく相談をしてください。
九国の進路指導部は、これまでに何十年も培ってきた受験のためのノウハウをもっています。伝統校であるがゆえの、大切な、秘伝の財産です。
まずは初陣おつかれさま。軽く一息ついてください。
センターの日に紹介しきれなかった分をまとめました。
朝の会場で先生に最後の確認をする生徒。化学です。
こちらでも。九国は全教科の教員が応援にきました。
会場に入る前の身だしなみチェック?いってらっしゃい。
これは昼休みに会場の外で出来を報告する生徒。
他にも何人かの生徒が会場外で話をしていました。
試験のあとも、会場前では教員が出迎えました。
思った通りにできたようです。帰りは気をつけて。
こちらでも緊張がとけてほっとしているようです。
自己採点をしたら、次は2次試験の対策に入ります!
今日はセンター試験の2日目です。
昨日おこなわれた地歴公民、国語、外国語に続いて、今日は理科、数学です。今日も朝から会場の九州工業大学にはたくさんの九国生が集まりました。
このセンター試験が終われば、次は国公立大学の2次試験がやってきます。私立大学の一般入試ももう目前です。センター試験は通過点に過ぎません。
勝鬨(かちどき)は合格通知が届くまでとっておきましょう。
今日の早朝です。教員が出迎える中、九国生が到着。
みんなすっきりとした表情です。こちらも安心しました。
今朝は曇りでしたが、昨日ほど寒くありませんでした。
非常勤講師の先生も応援に駆けつけてくれました。
推薦入試で合格した生徒も友人の激励に来ました!
縁起の良い生徒から力を分けてもらったようです!
本番直前でも笑っていられるのが九国生の強さ。
緊張で肩が上がっているようでは力は出せません。
他校の生徒が硬い顔で来場する中、九国生はこの笑顔!
頭だけでなく心も鍛えてきたからこそ、身についた余裕です。
今日と明日はセンター試験です。
九国生の試験会場は、昨年と同じく戸畑区の九州工業大学です。数ヶ所に分散して受験する高校もあるなか、九国は一ヶ所に全員集まれました。
今朝は、九国の教員が会場前で九国生の出陣を見送りました。みなさん、九国生であることに自信と誇りをもって臨んでください。きみたちは強い。
今日まで過ごした九国での3年間を信じてください。
8時過ぎくらいから九国生が会場に集まってきました。
九国の教員もクラスの生徒たちに激励の声かけ。
試験会場は九州工業大学。次々と門をくぐっていきます。
門の中でも九国の教員があちこちで九国生を待ちます。
やるべきことをやり尽くした自信と安心の笑顔です!
離れた場所にいても、心はきみたちと共にあります。
九国生に悲壮な顔をした生徒は一人もいませんでした。
受験票で教室番号を確認しています。迷わないように!
出陣を前に談笑する余裕もあります。頼もしい!
九国で学んだことを信じてください。いってらっしゃい!
センター試験を前に、今日は激励会がありました。
これは私立進学校として半世紀以上の伝統をもつ九国の、この時期の恒例行事です。受験生たちを前に、九国の先生が激励の言葉をかけます。
きみたちがこの九国で過ごしてきた3年間は、決して楽しいことばかりではなかったと思います。つらいことも嫌なこともたくさんあったことでしょう。
でも、そんな経験の1つ1つがきみたちを成長させてきたはずです。きつい思いをしたからこそ、今の自分があるはずです。今日までよく頑張りました。
今夜は早く寝てください。本番の前日だからといって特別なことをする必要はありません。受験票はありますか?ペンを忘れていませんか?
戦う九国生のみなさん、いってらっしゃい。
激励会の会場は第2体育館。藤田教頭のお話です。
3年生たちは思ったほど緊張していないようです。
学年主任の桑島先生。明日は九工大で会いましょう!
九国伝統の受験ノウハウはきみたちに全て授けました。
待鳥先生は生徒たちにこんな贈り物を作っていました。
手作りの成分表付きカイロです。原材料は熱い気持ち!
越智先生は「うカール」。本番前の縁起担ぎです。
江藤先生も!先生たちも気持ちはきみたちと一緒です!
志望校に合格した先輩から後輩へのメッセージです。
受験勉強は誰にとっても苦しいものです。しかし、避けられないものです。ほとんどの九国生が必ずどこかで経験しなければいけないものです。
先輩たちはどのようにしてその苦しみと向き合い、乗り越えてきたのでしょうか。逃げ癖は一度つくと定着します。逃げても問題は解決しません。
「工学を研究したあとは、警察官になるつもりです」
西隈乾将くん(花尾中)。山口大(工学部)に合格!
西隈くんは剣道部で主将をしていました。尊敬しているお兄さんが山口大学で学んでいるので、その背中を追いかけて、この大学を選びました。先生や親の支えがあってこその合格だと喜んでいました。嫌なことでも、どうせやるなら楽しむことが大切だそうです。心の余裕を大切に、とのこと。
【過去のメッセージはこちら!】
今年も「伝えたい」シリーズの時期になりました!
毎年恒例となったこの企画は、希望進路をかなえた3年生が後輩にメッセージを贈るというものです。今年も3年生の進路状況は順調です!
1、2年生も近い将来、同じように受験を迎えます。そんな時は先輩の言葉を思い出してください。九国の伝統はこうして脈々と引き継がれています。
「カプセル状の新型胃カメラを開発したいと思っています」
小林英世くん(穴生中)。九州工業大(情報工学部)に合格!
小林くんは将来、医療機器をつくるエンジニアになることが目標です。受験にあたっては、困難な壁にぶつかっても諦めるなとのこと。受験は早めの準備が大切だと話していました。準備する中で、できないことや難しいことがあっても、絶対に合格をあきらめなかったことが勝因だそうです!